第29話 ルヴァイル達の過去3
その瞬間、神殿が揺れ、崩れ始めた。
「な、なんだ!? おいルヴァイル、お前が石板外したからじゃねーのか!?」
「そんなの知るかよ! とりあえず脱出だ!」
逃げるルヴァイル達の後ろには、エナシェがいた。
「ん?なんだあいつら... ん、あの石板、まさか! なんてことを...! 追わねば!」
なんとか脱出。だが、それと同時に失った物がある。
「お宝あああああ! 畜生!」
「ったくもう、お宝より命の方が大事だろ...?」
「おい...その石板を返して貰おうか。」
「ひいいいい! 逃げるぞおおおおお!」
ルヴァイル達は超速で逃げていった。
「はあ...体力使わせられる野郎共だ...」
数時間後
「おい...待てよ...」
「もう...走れねえ...」
お互いに体力は尽きていた。
「お前があの石板を取ったんだろ...?」
「ああ...だからなんだってんだ?」
ルヴァイル達は、あれはとある文明の遺跡ということと、大魔王の封印の事をエナシェから聞いた。
「なんだと!? ということは俺達が戦犯ということか!?」
「ああ。その責任はお前らがとるんだ、わかったな?」
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