第16話 魔の島

ここは周りに毒々しい紫の霧を纏い、辺りに溶岩が飛び散り、誰も引き寄せようしない雰囲気の魔の島。

「教祖様、ヤナタを持って来ました」

その頃奴は本拠地に帰っていた。

「ご苦労。で、グサナギは今どうしている。」

「はっ、奴は現在カンケツエリアにおり、例のアイテムを手に入れる模様です」

奴はモニターを表示し、現在の状況を話す。

「分かった。下がれ。」

命令と共に奴は帰っていく。

「これ以上近づかれても厄介だ。・・・サクレイ軍、各エリアに配備せよ!これ以上グサナギに近づかせるな!」

「わかりました教祖様、このサクレイ軍、誠心誠意を持って戦います!」ズカズカズカズカズカズカ

約100万人の兵士が走っていき、海を泳いでいく。飛べたりはしないからな。

「さて、我は儀式の準備をするか。」

そう言って教祖は席を外す。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る