第13話 仲間
メンバー募集の貼紙を貼って数時間。
「あのっ」
「おっ、なに!?」
やっと現れた志望者。それは
「改秩ユリア、10歳の魔法使い、です!」
(なあああああああにいいいいい、ロオオオリイイだああとおおお!しかも俺の好みのロング、おまけにクセ毛、これは・・・オーバーヒート!)
グサナギは倒れた。なんとロ リコンだった!
「だ、大丈夫ですか?」
困り顔と共にアホ毛がピクピク動く。ああ、俺、この子に見守られながらなら死んでもいいかな。
「回復!」
まあ今死んだら意味無いがな。
とりあえず、ロンリちゃんの実力を見せてもらう。
「バーニング」
まずは初級魔法。 なかなかのものだ。100点!
「エクスプレイズ」
次も初級・・・あれ?エクスプレイズって上級魔法じゃ?しかも上級魔法の中でも危険な奴・・・って、あっ!エクスプレイズは世界消滅レベルの魔法じゃねーか!
世界・・・消滅。
「って、なるかああ!」
御都合主義。世界を元に戻すことなど簡単なのだよ。
「と、とりあえず採用、ね。」
「ありがとうございます!」
危険なロリを仲間にしてしまったなあ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます