オープニングフェイズ:シーン1「いざ行かん、秋の観光バスツアー」

GM:各所の美しい景色を見て回る『秋の観光バスツアー』に参加した君の心は浮かれている。

 ツアーの規模は大きくはないものの、その分内容が濃く、参加者も多いようだ。

 最初に巡った寺に、道中の山中の景色。紅葉が映えてとても美しい。

 既に何か所か紅葉スポットを回っており、今は山の中を散歩している感じですね。

藤乃:ふむふむ。(マップにNPCのアイコンがわらわらと出て)おおお増えた増えたw

GM:他にもこんな感じで、親子連れとか、山ガールとかもツアーに来ていますね。

藤乃:ぼっち参加でも大丈夫でしたか(

GM:大丈夫です! むしろあやめちゃんが来れなくなったから仕方ないw


※あやめちゃん:公式NPCの敷島あやめ。藤乃のライフパス(邂逅)でロイスが結ばれている。


GM:特にチームを組んではいないのですが、藤乃ちゃんはどんな感じで見て回ってますかね?

 ツアーなので、はぐれないように、参加者が団体になって動いてはいる感じです。

藤乃:では、時折他の参加者さんと一言二言交えながら、でも基本は1人で見てる感じで。「きれいですよねー」みたいな

女性:「綺麗ですねー、さすがテレビで特集されるだけあります」

GM:と、にこやかに答えてくれますね。

藤乃「あ、私もそれ見たんです! でも、実際に見るとやっぱり違いますね。画面越しに見るより鮮やかな気がします」

女性:「そうですよね~、せっかくだし思い出に持って帰ろうかな」

GM:地面の赤い紅葉やいちょうを拾ったりしてます。

藤乃:お、葉っぱ持って帰っていい感じで?

GM:どうぞどうぞ~。

藤乃:拾います! これも立派なお土産だ

GM:旅の思い出は大事……。

 他にも親子連れがはしゃいでいたり、老夫婦がのんびり見ながら歩いたりしています。

おじいちゃん:「いやー綺麗じゃのう」

おばあさん:「たまにはこんな風に旅行に行くのもいいですねえ、お父さん」

GM:みたいな感じで、他のツアー客も満喫してます。

藤乃:いいですなぁ 日常!

GM:ダブルクロスだからこそ日常は大事!

 さてなのですが、時間的には、次のスポットに移動するためにバスにそろそろ戻らないとな~という頃です。

 他にも、これをしておきたい!とかありますかね? もしなければ、バスの駐車場まで移動する感じにはなります。

藤乃:ふむふむ 特にはないですかねー。

GM:おけーですー。では、あなたは紅葉を見ながら、バスの停まっている駐車場へと向かっていきます。

藤乃:はーい。

GM:ということで駐車場にやってきました。他のツアー客もいるみたいで、人が大勢いますね。

 バスの前には、今回のツアーのガイドを務めるバスガイドさんが立っています。


ここでシナリオロイスの対象、バスガイドさんが登場。


藤乃:おぉ、素敵!!!

GM:かわいいバスガイドさんですw

藤乃:いいぞー

GM:彼女は「吉野 楓(よしの かえで)」といいまして、今回のシナリオロイスになります。

 まだ24歳の、若いながらも地元のツアーを盛り上げようと頑張るバスガイド。

 軽快な語りと明るい性格から評判もいいようです。

吉野:「お客様、そろそろ次の目的地に向かいますので、バスへお戻りください~」

GM:みたいな感じで呼びかけてますので、他のバスツアーの客も、バスに入っていきますね。

藤乃:じゃあ乗っていい感じですか?

GM:どうぞどうぞ。

藤乃:よし、ではいそいそと乗ります

GM:乗ると、他の客も続いて乗ってきますね。全員乗ったのを確認して、吉野も乗り込んできます。

 ということでマップを変えますー。

藤乃:(マップが変わって)おーバスツアーだー!

 懐かしい感ある。乗ってる感ある!!!

GM:他のお客さんも座ってますね。修学旅行みたいなやつですね、バスw

藤乃:雰囲気出てていいですよねw

GM:キャラは出せないですが、7割近く座ってますね。

藤乃:おっけーです。

GM:(コマを動かしながら)藤乃ちゃんは一番後ろで大丈夫ですかね?

 適当に配置してしまったので、もし希望の位置があればどうぞ

藤乃:あ、ここで大丈夫ですw

GM:了解しましたー。隣の席はあやめちゃんが座るはずだったんだろうなあ……w

藤乃:(涙目)

GM:さて、バスが発車していきます。

 次の場所である、紅葉が映える庭園にいく為にバスに乗り移動する。パンフレットをみる限り道中で見える紅葉谷も美しく、見処の一つのようだ。

 バスガイドの吉野が明るい声でアナウンスを入れる。

吉野:「次の目的地へ着く前に、道の駅で15分の休憩がございます。こちらにはお勧めのお土産もございますのでご覧になっていってください」

GM:ということで、道の駅で一回休憩を挟むようです。

藤乃:(おぉ、道の駅! 休憩がてらお土産も買わなきゃね)と席で1人わくわく。

GM:バスの中では他のお客さんも楽しそうに話したり、窓の外を見たり、寝てたりしてますね。

藤乃:まさしくバスツアーだ……w

GM:窓の外の景色も、紅葉が赤く色づいていて綺麗です。

藤乃:写真とか撮れるんでしょうか、スマホで?

GM:撮れますよ! 携帯電話持ってますもんね。

藤乃:いぇすb 動いてるから大変かもですが、記念に撮っときます

GM:じゃあどうしますかねー、ぶれずに撮れるかどうか……技能なにになるんだろうw

 じゃあ狙いを定めるという意味で<射撃>で振ってみてください。達成値は4で。

藤乃:やったぜ初ダイス。<射撃>ですねー。

GM:【感覚】なので、いまだと6個ですかね?

藤乃:ですね。(ころころ→11)余裕であった。

GM:おおー全然余裕ですね!

 ではピントもしっかり合って、綺麗な紅葉の写真が撮れました。

藤乃:(ばっちり! これでお土産話にも困らないわね)

GM:そんなことをしながら、バスは道の駅へと向かっていきます。

藤乃:こいつお土産のことしか考えてないな(

GM:お土産大事!w

 ちなみにバスの中にはカラオケがあるのですが、吉野さんが、最近はやった契約結婚的なドラマの歌を、可愛く振り付けながら歌ってくれます。バスの中もヒュー!という感じで盛り上がりますね。

藤乃:最の高……すみませんw 拍手しますよー。

GM:ちょっと恥ずかしそうに、でも可愛くやるところが彼女の人気の理由ですね。

吉野:「ありがとうございました~」

GM:と、はにかんで一礼します。

藤乃:PLのテンションが上がって来ましt

GM:やったぜ。ということで、バスが減速していきます。

藤乃:はい。道の駅ですかね?

GM:ですです、道の駅に到着しました。

吉野:「こちらで15分休憩となります、お手洗いやお土産は今のうちにお済ませください~」

GM:他のバスツアー客も降りていきますね。

藤乃:じゃあ、席でいったん伸びをして、それから藤乃も降りますねー。

GM:はーい。運転手と吉野は、バスの前で待機しています。

 お土産を買いに向かうもよし、観光客や吉野に話しかけるのもよしです。どうしましょうか?

藤乃:じゃあ……お手洗いとお土産買いを済ませたあと、吉野さんに話しかけます。

GM:了解です、ではまずお土産屋ですね。お土産屋の前は多くの人がごった返していますね。

 この道の駅では、紅葉の名所ということで、「もみじ饅頭」が人気みたいです。こういうやつです。


と言って出された写真が……どう見てもどこぞの名物でした。


藤乃:広しm……げふんげふん

GM:げふんげふん。

藤乃:飯テロならぬ菓子テロですか!w

GM:この時間の甘味は美味……。


時刻はこのとき23時頃。甘いものがほしい時間ですね?(違


藤乃:うおお激しい誘惑が。

GM:ということで、ほとんどの観光客はお饅頭を買っています。

 ほかにもお土産屋らしく、もみじ饅頭ストラップとか、もみじ饅頭キーホルダーとか、もみじ饅頭のメモ帳とかあります。

藤乃:すごいもみじ饅頭推し。

 買うのはやっぱりお菓子ですかね。ばらまきに便利ですし。

GM:もみじ饅頭推しですね。ちなみに価格も安いです。

藤乃:ハッ そういやおいくらで……?w

GM:1個80円。8個入りで600円、24個入りで1500円です。

 あ、ここは判定なしで買えますのでお気になさらずw

藤乃:www じゃあクラスのみんなにばらまくってことで24個入りのお饅頭を!

おばちゃん:「はいよー 1500円だよ!」

藤乃:「はーい。じゃあこれでお願いします!」ぴったり出そう

GM:おばちゃんは「ありがとねー! また来てね!」とにこやかに笑います

 手早い動きで袋に入れていきます。おばちゃん歴戦のつわもの感。

藤乃:おばちゃんつよい

GM:そしてすぐ次の客の対応を始めるおばちゃん。

藤乃:早いw 受け取る時に笑顔にはなりますw

GM:もみじ饅頭は飛ぶように売れていきますね。薄利多売です。

 他にも買うものとかはありますか?

藤乃:これだけで大丈夫です!

GM:親子連れが歩いていますが、子どもが「わさびアイス食べたーい!」などと言っています。

藤乃:わさびアイス……だと……

GM:もみじ饅頭が有名ですが、隠れた人気らしいです。

父:「あのぴりっと来る感じがいいんだよなあ」

藤乃:お父さんファンか

GM:母が「でも15分しか休憩ないわよ」とか言っております。

藤乃:(わさびアイス……わさび……。私はやめとこっかな……)

 さすがの藤乃もしり込みした模様

GM:まあ珍味的な感じではありましょう。

藤乃:ですよねー。

GM:ではバスに戻る感じですかね?

藤乃:はい、おっけーです!

GM:はーい。バスの前では吉野が「みなさーん、そろそろ出発しますよ~」と声をかけています。といっても5分前くらいですかね。

藤乃:では、戻って乗る前に声をかける感じで。

GM:おkです。

藤乃:「お世話になってます。さっきのカラオケ、良かったです!」とw

GM:吉野は「あはは……ありがとうございます。」と恥ずかしげに笑ってますね。

藤乃:しまった、直球すぎたk

吉野:「一回試しに踊ってみたら評判がよくて。たまにこれ目当ての人もいたりするらしいんですよ。プロでもないので、ちょっと練習したくらいなんですけどね」

GM:と、はにかんでます。

運転手:「いやー吉野さんのカワイイっすよね! いいですよね!」

GM:と、隣の運転手も茶々を入れましたw

藤乃:運転手さんファンか!!!www

GM:吉野は運転手に対して、もう…という感じでちょっとむくれています。

藤乃:かわいすぎかな???

 「あはは、でも実際可愛いですもん。楽しい気分も増したので良かったかなって思います。この後もよろしくお願いします!」と結びましょう。

吉野:「よろしくお願いします! 次が一番の名所なので、楽しんでくださいね」

藤乃:ではそんな感じで席に戻りましょう。

GM:了解ですー。


GM:このツアー会社では、吉野さんと一緒の運転手になるために熾烈な争い(運)が繰り広げられているらしい……。

藤乃:会社みんなでwww 分かる気がします(座ろう

GM:ということで、オープニングフェイズとシーン1が終了です。

藤乃:はーい

GM:そしてすみません! シーン1のとき、登場判定を忘れていたので、いま振っちゃってくださいませー。

藤乃:了解です! (ころころ→5上昇)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る