応援コメント

第11話 終わりに 史料と情報化社会」への応援コメント

  • ekunariさんの憤りにも見えるお気持ち、同感です。

    専門家たちですら、当時その場にいなかったのに、結局資料となるものは過去の人間が書いたもの。
    客観的に書いているとは思いますが、それこそその人の主観だって入っていたと思います。
    その人が『そう見えた』『そうされた』と言うことでも、
    反対側は違う意図で行っていたにすぎないことも多々あるでしょう。

    それを、一から十まで完全に書き綴ったものなんて本当にあるのかと思いますし、残された書物が、当時その場にいた者が書いた物かどうかも怪しい物だってあると思います。

    現代の専門家の皆さんが、『事実はこうだった!』と本を出す根拠も、結局はその書物を研究した結果です。
    その結果、長く信じられて来た定説が覆されることもしばしば。
    結局、解釈する人次第だと言うのに、当時その世界に生きていなかった第三者たちがあれこれ誹謗中傷する権利はないと思います。

    ただ、この風潮は現代違う場面でも多々見られます。
    ある意味それは仕方ないことなのかもしれませんが、もどかしい思いも抱きます。
    どちらに転んでも納得出来る資料が出て来てくれるといいですね。