第34話

翌日・・・

「どうか、お元気で」

村人たちが言う。

「皆さんもお元気で」

影楼が言う。別れを済ませた後

「いいですか、皆さん行きますよ!"移動魔法 星の導き"」

瞬間、眩い光に包まれた。そしてナーシャ村に辿りついた。

ナーシャ村は悲惨な状況だった。家が壊れ、土地が荒らされ・・・メチャクチャだった。

「誰だ、こんなことしたのは。許せねえ」

リディさんが爪が手に食い込むほど拳を握る。

「俺だよ、ニーナ村長」

声をする方を向くと男が立っていた。

「レディクタル、テメエか」

リディが叫ぶ。

「はい、僕はレディクタル。ナーシャ村を出て行ったものです。紹介します。僕の仲間です。」

その後ろには数えきれないほどの人がいた。

「フレア、サノスト、グラー、セプター」

呼ばれた人が来た。

「こいつらは、お前たちが統治した村から出て行ったものだ。」

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