第22話

まじか、勝手に体を・・・まあいいや。サムがやりやすいようで。

「サムはなあ、身長が175センチなんだぜ。"かつての英雄"の男の中で一番でが低いんだ。でもよぉ、中身と顔がいいからよぉモテやがってて。クソッ」

レオンさんが吐き捨てるような言い方をする。

「身長のことは言うなよ、傷つく。」

サムが言うと

「あら、いいじゃねえか。魔法もいっぱい使えるんだし強いんだし。」

そういえば、魔法ってどう言う。僕がサムに言おうか迷っているとサムが言う。

僕たちは頭の中で意思を共通、会話ができるから他の人は聞こえない。

≪僕たちは魔法が使える≫

知っとるわ‼︎

≪魔法には種類がある。炎・水・土・雷・風。またそこから色々な種類に分かれる。基本的に魔法は全ての種類が使える。ただし、得意 不得意があって基本的には得意な魔法を使う。まあ、俺の場合は炎だけどな≫

なるへそ!この世界、色々な知識が。クラクラする。伝説に魔法・・・

うわっ。もう無理っ。こんなの頭がパンクする。

サムはまだ説明してる。呪文がどうだ、鋼魔法がどうだこうだ。僕の頭から湯気が出てきた。

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