もう二度とないお正月

嫁小豆

1月1日

僕はあと2日しか、生きることができないらしい

だから二度とこの声で 体で 目ではあと少ししか

生きられないよ、どうしよう?


空に瞬く星星ほしぼし

大地に根を張る木木きぎを見て


ふっと、涙がこぼれます。

昼の日差しもあとわずか


僕が手にもつお年玉。

嫌がらせにしか 思えない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

もう二度とないお正月 嫁小豆 @ReiyaLove

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ