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  • 第1話への応援コメント

     拝読いたしました。……本当は、もっと早い段で拝読していたのですが、仕様がよく分からず、読み逃げしていました。ごめんなさい。
     
     作品全体をひと言で申し上げるなら、「世直し」ということになるのでしょうが、主人公に猟奇性のある部分も垣間見られ、確かに“独善的”です。
     しかしながら、それでも主人公の向ける矛先は、マスメディアのそれとは異なり実に“世論的”ですから、そこが小説でありながら読者に、現実的な私的感情を混入させます。拝読中、幾度かにやりとした私は、“猟奇的”なのか、それとも“世論的”なのか……。
     途中、「主人公の運転する車が視認されるのならば、アレも……」と思いはしましたが、その点についても、現実的な私的感情の前では大海に浮かぶ木枝のようなものでした。
     此度、産声を上げた“ただ只管に願いを聞き、悪を断罪するだけの悪鬼”。果たしてその悪鬼に、思想、理念は内在しているのでしょうか?
     もし、ないとするならば……。
     私、それこそが、正しく“ホラー”だと思います。

    作者からの返信

    コメント頂きありがとうございます。
    なろう様とは色々勝手が違って、私もかなり戸惑っております(笑)
    作品全部に対して感想を言える交流スペースというのは中々良いものだったのだと、そこを出てから気付きました(苦笑)

    この短編を書くにあたり、割と最近体験した経験から着想を得ました。
    文字にすると陳腐になってしまうのですが、狂気というのは日常のすぐ裏に潜んでおり、本当に僅かな切っ掛けで顕在化するというのを知りました。

    変な話ですが、認知症というのも一つの異世界なのかも知れません(笑)
    その人にしか理解出来ない、もう一つの世界を内側に作り出しているような状況となり、異なる世界同士の摩擦に双方が苦しむわけですが、これが中々にホラーです。

    タイミング良く乳児の世話と、認知症介護の双方を同時に体験し、その類似性と展望の差に興味を抱きました。
    乳児は成長につれ、どんどん新たなことを吸収し、こちらの世界へと歩み寄ってきてくれますので、希望が広がります。
    反面、認知症はまず改善するということがありません。双方の世界は益々隔絶を深め、摩擦は激しくなる一方で絶望しかありません。

    生きるということと、その人が生きた証とは? 様々な思いをミックスした結果生まれたのが本作となります。
    自分でも消化しきれていないのに、書き始めたため色々と詰めが甘いのですが、少しでも恐怖を感じていただけたなら幸いです。

    最後に、お尋ねいただいた理念ですが、恐らく存在しません。一切の予断を持たず願いを受け容れ叶えるだけの装置。
    これは願いを映す鏡となり、願いの裏側にある醜悪さを暴き立てるホラーになるのでは? と考えております(笑)

    年末から続いていた修羅場が少し落ち着きました。仕事で得た知識を元に、自動的になろう様を巡回し、ブックマーク一覧の更新状況をチェックして内容をPDFに変換してメールするという機能を自宅のPCに作りこみました。
    最初からコレをやっていればBANされることも無かったのですが、後悔先に立たずという奴ですね(笑)

    直井先生の作品も、昼休みや移動中に読めるようになり、また近いうちに感想欄にお邪魔できればと思います。
    大寒を過ぎましたが、滋賀は寒い日々が続いております。そちらはずっと温かいとは思いますが、お風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。

  • 第1話への応援コメント

    新年の挨拶がてらお邪魔すると、なんと短編が投稿されているではありませんか! 題名が恐ろしいものの、やはり先生の作品らしく電話のくだりなど感心させられました。タグは読み終えてから気付きました。ネタバレをここでするのはどうかと思うので控えさせて頂きます。でもめっちゃ伝えたい! 感想とは存外難しいものですね。
    新年の挨拶はこちらでしようと思い、遅くなってしまいましたが、そのおかげで正月?の新作に間に合ったのかな。今年もよろしくお願い致します。
    Banisherの読み返しはまだ過去編です。ちょうど北朝鮮の辺りで今の情勢下ではいろいろと考えてしまいます。蛇足でした。

    作者からの返信

    返信が途方もなく遅くなって申し訳ございません。
    昨年もお正月に短編を投稿したため、今年もと思い立って投稿いたしました。
    前回が恋愛(?)で、今回がホラーというジャンルなんですが、毎回鷺を働いている気分がするのは気のせいでしょうか(笑)
    拙作を少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
    アルマジロ先生の定期的に投稿される姿勢を見習いたいのですが、なかなか状況が許してくれません(´・ω・`)
    ともあれ、無理をして体調を崩しては歳の関係もあって取り返しがつきませんので、スローペースではありますが今年も投稿を続けたいと思っております。
    本年もどうぞよろしくお願い致します。