応援コメント

第6話」への応援コメント


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    風の如く駆け付けた宗介は、マデューカスの塩の如き対応で追い返される。原作を読んでいた頃のテッサに対するマデューカスの反応の感想は、孫娘の色恋に口を出す上流階級+エリート思考の爺様でした(テッサの陣代高校短期入学時)。まあ、今もあまり変わって居ませんが…彼の欠点は仕事面では兎も角、私生活方面では多少なりとも実戦部隊の隊員を見下している(偏見を持っているが正しいかな?)所でしょうか。マデューカス自身が確か米軍出身だったはず。米軍の下士官や一般兵の下品さは群を抜いていると聞いた事があるので、彼の反応は最もとも言えるのでしょう。ですが、質実剛健としか言えない宗介を邪険にするのは何故だろうと思って居たのですが、テッサの過去の境遇を知ると納得出来ました。彼女の過去に触れる可能性のある暴力の気配を徹底して排除したかったのだと今なら思えます。
    とは言え、エリート思考で凝り固まったマデューカスは「収入、経歴、血筋、素行、身なりがいい男と一緒になれば幸せになる」なんて考えていそうなので、お見合いとかさせても庶民的な物を好むテッサとは価値観の違いで上手く行かなそう。そもそも人間の業の深さを、本当の意味で知らない男に彼女を受け容れられる度量があるとも思えません。というかそれ以前に[余裕のある男]ってテッサは苦手なんじゃないかと。常に彼女に対してマウントを取ってくる奴が調度そんな感じなんで。いや、誰とは言いませんが… こう考えるとマデューカスの宗介に対してやっている言動って、テッサからしてみれば余計なお世話にしかならないのでは?

    すげなく追い返されトボトボと逃げ帰る宗介はカリーニンと遭遇。たまたま通りかかったテッサと共にカリーニンの手料理と言う最悪の自体に。あれだけ会いたがっていたテッサに会えたというのに、その事に反応ができない内に、彼女と一緒にバイオハザード(カリーニンの手料理)に立ち向かわなければならないとか、余りにもひどい仕打ちです。メンタルとフィジカル両方から責められるとか、宗介とテッサにとって今日は厄日でしょうね。


    追記
    「不幸なキャラを幸せにしたい」この気持ちは二次創作を始める上で、一番大事なファクターだと私は思っていますし考えてもいます。私もこの作品の展開を元にクラスメイトの風間信二があの爆発から逃れ、ミスリルに保護され真相を知らされた風間がミスリルに参加しアマルガムと戦いながら新世代兵装に囲まれ幸せになる(??)話なんか面白いのかな?何て考えたりしてます。
    そんな私が、これだけのクオリティで話を展開してくれている作者様に言えるのは「二次創作ならではの展開をお願いします」ぐらいです。

    まあ、その為に元々幸せなキャラが不幸になったりするのは「是非も無いよね☆」って感じですかね。

    作者からの返信

    >佐藤一郎様

    今回も応援コメントありがとうございます。(^^)

    マデューカスは、原作『女神の来日』編ではとてつもない過保護さと姑力を発揮しましたよね…!笑

    こういう、例え良く出来ている人であろうと、褒めたりしない人っていますよね~…。出来ていることは「出来て当たり前」で、失敗すると「何やってんだ」。

    でもそういう人にも二種類いると思っていて、自分に対しても同じく(もしくはそれ以上に)厳しいか、自分に対しては甘いか。

    マデューカスは前者なので、もし自分の上司だったら、嫌いにはなるだろうけど尊敬もすると思います。嫌いにはなるけど。笑


    ところで、マデューカスをはじめとして、陣代高校メンバーが登場しない分、原作であまり登場しなかった人物も含め〈ミスリル〉のメンツを多く登場させることを意識してるのですが、正直読者の皆さんはどう思っているのか、すごく気になっています。(^^;)

    私はブルーザーとかスペックとかマッカランとか、もっと登場させたいのですが…。(基本的に原作で不幸になったキャラを救いたい…笑)


    引き続き、応援よろしくお願いいたします!(^^)