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2020年7月17日 12:58
今回のやり取りで、宗介の変化が意外な程に大きい事に驚いています。2巻以降のラムダ・ドライバに振り回されていた頃の彼では、テッサに気を向ける余裕なんて無く、「それなりに親しい女性の上官」以上の意識は無いようだったので。やはり初っ端の「友達になりたい」と「テッサって呼んで」は相当効いたみたいですね。そして、宗介が意を決して名前で呼んだ時、テッサの表情を読み解いた時の表現はまさに戦争ボケの面目躍如ですね。テッサのドジやクルツの馬鹿話は兎も角、戦闘を行う事が前提のミスリル内では、宗介の戦争ボケは中々表面化しづらいでしょうね。治安の良い日本では過剰過ぎる反応でも、実戦がしょっちゅうある戦闘部隊内では、寧ろ模範的な反応だと思われている可能性が高いので。平和な世界ではとびきりの問題児。物騒な世界では頼りになる優等生。宗介本人の性質から考えると本当に悲しい現実ですね。カリーニンもこの現実に相当悩んでいましたし、幸せな未来を展望出来ないテッサを含めた彼等の[運命]を、DestinyではなくFateと訳したことは、悲しい事ですがとても納得出来てしまいました。
作者からの返信
>佐藤一郎様コメントありがとうございます!毎回執筆意欲を支えていただいております…!宗介って、本当に真面目な人間なんですよね。だからテッサに言われた言葉を、ずーっとバカ真面目に考え続けてて、心の中に「何とかしないと」って思いは常にあったはず。テッサの表情を読み解けたのも、それが恋愛感情じゃなく、後悔という、自分も知っている感情だったからでしょうね。(だから例えも自分の体験談から引っ張ってきていて、ちょっと変)宗介は、捕虜への尋問とかは出来るので、ネガティブな感情を読み取る力はあるのだろうと解釈してます。そして今回、ホイール・オブ・フェイトのタイトル回収回だったわけですが…。笑いかがでしたでしょうか?まさに佐藤様のおっしゃる通り、destinyはあまりに違和感があったので、やはりfateなのだろうと。だからこそ抗うのだろうと。これから加速していく2人の戦いを、どうぞ引き続きお楽しみ下さい!
今回のやり取りで、宗介の変化が意外な程に大きい事に驚いています。2巻以降のラムダ・ドライバに振り回されていた頃の彼では、テッサに気を向ける余裕なんて無く、「それなりに親しい女性の上官」以上の意識は無いようだったので。やはり初っ端の「友達になりたい」と「テッサって呼んで」は相当効いたみたいですね。
そして、宗介が意を決して名前で呼んだ時、テッサの表情を読み解いた時の表現はまさに戦争ボケの面目躍如ですね。
テッサのドジやクルツの馬鹿話は兎も角、戦闘を行う事が前提のミスリル内では、宗介の戦争ボケは中々表面化しづらいでしょうね。治安の良い日本では過剰過ぎる反応でも、実戦がしょっちゅうある戦闘部隊内では、寧ろ模範的な反応だと思われている可能性が高いので。
平和な世界ではとびきりの問題児。
物騒な世界では頼りになる優等生。
宗介本人の性質から考えると本当に悲しい現実ですね。カリーニンもこの現実に相当悩んでいましたし、幸せな未来を展望出来ないテッサを含めた彼等の[運命]を、DestinyではなくFateと訳したことは、悲しい事ですがとても納得出来てしまいました。
作者からの返信
>佐藤一郎様
コメントありがとうございます!毎回執筆意欲を支えていただいております…!
宗介って、本当に真面目な人間なんですよね。だからテッサに言われた言葉を、ずーっとバカ真面目に考え続けてて、心の中に「何とかしないと」って思いは常にあったはず。
テッサの表情を読み解けたのも、それが恋愛感情じゃなく、後悔という、自分も知っている感情だったからでしょうね。(だから例えも自分の体験談から引っ張ってきていて、ちょっと変)
宗介は、捕虜への尋問とかは出来るので、ネガティブな感情を読み取る力はあるのだろうと解釈してます。
そして今回、ホイール・オブ・フェイトのタイトル回収回だったわけですが…。笑
いかがでしたでしょうか?
まさに佐藤様のおっしゃる通り、destinyはあまりに違和感があったので、やはりfateなのだろうと。だからこそ抗うのだろうと。
これから加速していく2人の戦いを、どうぞ引き続きお楽しみ下さい!