第2話 因果応報



‪バスで高齢者が子どもに喧嘩売る動画。テレビで観ました。‬

私のイチ意見です。


言ってることは正しい点もあるが、

言い方が間違っているというやつだ。(ズート◯ア風に



まずおじいさんね。

「足腰が弱いから譲ってもらいたい」って言えばよかった話し。

突然子どもの横に座って「チンピラ」呼ばわりはおかしいでしょ。

100%。

おじいさんのやってることが皮肉にも「チンピラ」。




子どもはお母さんに「危ないから座っていなさい」と言われていたかもしれないし、子どもの判断は少し躊躇いが生まれる可能性はある。

座っていた方がいいのか。

譲ろうか、どうしようかな。

シャイな子かもしれないし、勇気が出るまで少し時間がかかる子も。

それは子どもだけでなく、大人だってそうでしょう?




お母さんは感情的なりすぎ。

「お譲りしなかったことはお詫びします。ですが、この子も子どもです。急停車に踏ん張り切れるとは思えません。ご配慮していただけませんか?」

とか、

「あなたもお孫さんに対して「チンピラ」と呼ぶのですか?自分のお孫さんにも同じことをしますか?大人が子どもにする態度としてそのやり方は正しいですか?」

とか冷静に対応してほしい。

向こうはお酒を飲んでいるみたいだったから冷静に対応しても無駄なんだろうけど、

こちらが感情的になってしまうと相手もヒートアップしてしまうから。

ずっと冷静に。


そしてなんと言っても理解していただけないなら、

冷静に、

「そうですか、では警察の方からご注意いただきましょう」

と目の前ですぐに電話しましょう。

相手が怒り出したら、

「あなたは間違っていないんでしょう?じゃあ大丈夫ですよ」

となだめましょう。

相手は自分の正義を振りかざしていて、間違っていないと主張するなら警察を呼ばれても大丈夫なはずです。焦ったり怒ったりする時点で自分に非があることを理解しています。




そして周りの人たち。

10代の人たちも含めて若い人たちは何してたの?

なんで杖持ってるおじいさんに席を譲らなかったの?


具合が悪いのかもしれないし、

見た目に分からないだけでハンドキャップを持っているのかもしれない。


元気な人たちが優先席に座っていたり子どもに席を譲らない世の中だから、本当に具合が悪い人やハンドキャップを抱えている人たちは辛い思いをします。

見た目が若くて普通と言うだけで内面的な事情を理解してもらえないんですよね。


でも元気な人がいるなら席を譲りましょう。

自分が高齢になった時に、いかに辛いか、電車やバスの揺れに対応できないか分かると思います。自分が歳をとったときに若い子から席を譲ってもらえるようなそんな世の中にしていったらどう?




私も足を骨折した時、松葉杖でバスに乗りました。

満車でした。

立っている人も多かったくらい車内は混雑。

当然私も座れなくて。でもみんな若い人たちは知らん顔でした。


私の前に座っていたお兄さんは居心地悪かったようで、暫く窓の外を見ながら携帯いじってましたが、その後私の方を見ないようにしながら寝たふり。


すると「ここ、座りなさい」。


そう声をかけてくださったのは優先席に座っていた高齢の男性でした。

いくら足が折れてても松葉杖で揺れに踏ん張れなくても、お爺さんを立たせて座るのは流石に気が咎めて。「大丈夫です、ありがとうございます」とお返事しました。

その後は松葉杖は役に立たないので、片足で必死に出口のポールにしがみついて。松葉杖は体とポールの間に挟んで松葉杖ごとしがみついていました。


最後まで誰も席を譲ってはくれませんでした。


今の日本はそんなもんです。



*



優しさは連鎖します。

憎しみも連鎖します。


人に優しくされたら自分も人に優しくできるでしょ?

逆に人に嫌なことされたらやり返したくなるでしょ?


今の日本は優しさを分けるのではなく、怒りや憎しみだけがしょっちゅう分け与えられていってると思います。


肩をぶつけられたから次すれ違う人に肩をぶつける。そんなイメージ。




でも世の中は因果応報なので、

他人に嫌なことをするとまたそれも自分に返ってくる。



嫌なことがある

憂さ晴らしに嫌なことをする

するとそれがまた自分に返る



これが永遠ループして、自分の中で負の連鎖を引き起こし、嫌な人間になって行く。

そしてそういう人のところにはそういうマイナスなことがどんどん寄って来る。



*



さまぁ〜ずの三村さんと大竹さんを例にあげると、

大竹さんには買い物時に、いつもちょっと変わった言動をする店員さんがついてまとい、

三村さんにはそういう話しが殆どありません。


「いっつもそんな人ばっかだよね!笑」

「俺そんな人会ったことないよ!」


そういうことです。


そういう人にアンテナ張ってたりするとそういう人が寄ってくる。

三村さんみたいに何も些細なことを気にせず暮らしてるとそういう人にも殆ど遭遇しないっていう。

なんだかよく分からないけれど、そういう引き寄せみたいのがあるんですよね。

それもきっと科学的な理由があるはず。



*



私は、電車でもバスでも積極的に席を譲ります。


高齢者でも、

赤ちゃん抱っこしてるママでも、

ご懐妊されている方でも、

大人に押しつぶされそうな、揺れに踏ん張りきれない小さな子でも。


でも赤ちゃん系ママさんはお礼を言う人が実は少ないです。

朝の通勤ラッシュお腹が大きい方に席を譲りましたが、やっと譲ってもらえた、譲られて当然という態度でふてくされたようにお礼も言わずに、どさっと席に座って携帯をいじりだしました。


他にも抱っこしてるママさんに声かけた時もお礼は言われませんでした。

やっと座れた、譲られて当然だから、という印象でした。



そういう方がとても多いので、席を譲りたくなくなって当然なのかなと。

可哀想なのは次世代のママたち。

今その波が来ているのよね。因果応報で。


しょうがないんです。


だからそうして来た人たちは自分たちのせいだなと思っていただけたら。



*



ベビーカーも「邪魔だな!」「降りろ!」「乗るんじゃねぇ!」

それも仕方ないんです。

だって現に邪魔ですし、混雑時にベビーカーは折りたたんでね、は常識でしょ。

そんなこと、私でも中学生の頃から知ってました。


それにベビーカーで足を引いてくるんですもの。

何回プラスティックの角で足を切られたか。

そんなベビーカーに優しくするつもりは一切ありません。

しょうがないんです。自分たちのやってきたことのしっぺ返し。因果応報。



*



ご高齢者に席を譲りたくないのも、しょうがないんです。


優しそうなご老人には自然と優しい方が席を譲ってくれます。

「譲れよ、チンピラが!」なんて酷いこという目がつり上がって、いかにも「譲られて当然」という顔をしている方には誰も席を譲りません。

それは今まで自分のしてきたことが顔に滲み出てるからです。

今まで人をいじめてきた分、今度はいじめられる番ですよ。因果応報。




なんの原理かはよくわかりませんが、何故か世の中って因果応報で出来てるんですよね。

なんでなんだろう?


よくわかりませんが、因果応報みたいです。




だから人に優しい人や、

いつも楽しくニコニコしている人にはそういう人は寄ってきません。



そういう人はそういう人同士で永遠ゴネゴネしてたらいい!笑



そういえば中学の頃の同級生で、その時クラスの女子へのいじめに加担してた男子がいたんですが、高校の時に海で水死しました。

それも因果応報。

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