元人間の精霊が相棒と共に世界最強を目指す

佐野龍也

第1話

この世界は強さで決まる

魔法や能力を使い1組2人で最強を目指す

主人公 東堂偽羅は今学園を追放されかけてる


「弱いお前は要らない」

「学園長待ってください。俺は、俺の能力は…」

「諦めなさい。偽羅貴方は弱いから見限られるのですよ」

「生徒会長、俺は、くっ、分かりました。今回は引きますがこの能力で生徒会長いや、長門聖奈あんたを倒す。あんたらが最弱と言ったこの能力でな」


偽羅は後ろを向きながら答えた

No.3戦領学園の学園長室にいる

偽羅はこの学園から追放されることになった

理由は、弱い奴は要らないかららしい

勝つ為にちょっとイカサマするかな

今は、偽羅と学園長と生徒会長がいる


「その時が来ればこの学園に通う事を私達は認めますよ」

「その時が来たら答えます」

「まぁ、勝てればですけどね」

「舐めんなよ、あんたには特別にこの能力の恐ろしさを実感して貰うから覚えとけよ」

「あら、怖いですね」


偽羅は学園を出た

別の学園に通う事になるのだが弱いと言われたやつを入れてくれる学園なんて普通は無いのだが一つだけあった

まぁ、最弱で有名な学園なんだけど

いや、最弱の学園を世界最強にするなんて無理ゲーだろうが出来たら最高だなと思いながら学園に向かった。学園に着いて立って居たら声をかけられた


「東堂偽羅さんですか?」

「はい、そうですがここの学園長ですか」

「よく来てくれました」

「いえ、よく俺なんかを学園に入学させてくれてありがとうございます」

「これからよろしくお願いします」

「ところでこの学園の生徒は何人ですか?」

「貴方を入れて6人です」

「そうですか。やる気はありますか」

「1人は少しあるぐらいで他の生徒はありません。勝てると思っていないので」

「2ヶ月で5人をやる気にさせて強くして勝つのはきついな。仕方ない1回目は参加しないで強くするか」


偽羅は学園長に案内されて教室に入った

教室に入ると5人居たが寝てたり本読んだりして居た

おいおい、やる気以前の問題じゃないか

最弱の学園だからやる気がないのは分かるが戦う気もないのか

全員女だし男なら戦いに興味があったりするからやりやすいが女じゃあ分からんな


「学園長、新しい生徒?」

「はい、東堂偽羅さんです」

「よろしくな。それと全員に訊くがやる気はあるか!」

「一応私は、あるけど他は無いと思う」

「お前名前は?」

「摩耶、轟摩耶」

「そうか、なぁ、本当に他がやる気無いのか」


摩耶が学園長が入って来たので近づいて来た

偽羅は他のメンバーに呼びかけるが偽羅を見ずに全員が答えた


「無い」

「無いよ。最弱の学園に来た時点でやる気があるのがおかしいよ」

「無いわ。そんな事に時間を使いたく無い」

「同意」

「どうせ勝てないんだから」

「そうか、摩耶2人でやるか」

「分かった」


摩耶は頷き偽羅を見る

轟摩耶は大人しい雰囲気の黒髪の少女だが可愛いと言うより美しいと言った方が良い少女だ

とりあえず能力や魔法を聞いてからどうするか考えるかな。他のメンバーは、やる気にさせるのはきつそうだから放置して置く。何回か勝ってからやる気になってもそれは、見限って居たけど強くなってるならやろうって奴だからその場合は手を貸さない


「摩耶は、どんな能力と魔法を持っているんだ?」

「能力は、2〜3秒くらい先を見る力で…」

「はぁー!おま、マジか。くっくくく世界最強も夢じゃないな」

「うわぁ、びっくりしたいきなりどうしたの?」


摩耶を驚き後ろに下がった

偽羅は笑っている

未来視なんてレアな能力持ちがいるのかちょうどいい


「偽羅さんどうしました。摩耶さんの能力が強いんですか?」

「未来視って珍しいけど弱いと言われている力だけど」

「珍しいどころか同じ力を持つ人間は存在しないと言われているよ。未来視が弱いって理由は何だ」

「2〜3秒くらい先を見ても戦いに使えないから」


未来視の使い方は大抵最初とかに使う事が多いけどなんの意味もないやり方しかしないから弱いのであって最強クラスの力なんだけど



「それは使い方がなってないからだ。力を最初から使うからであって戦っている最中に見て戦えばいい」

「成る程、そう言う使い方は考えつかなかった」

「弱いと思っているからと珍しい能力だからやろうと思って出来ない」


未来視を持って生まれる人は200年に1人程度しかおらず珍しい能力で使い方を考えてもその時代にいるか分からない為弱いと言われている


「魔法は、炎と氷魔法」

「分かった。俺は、魔法を使えない。能力は

真似だ」

「真似?動きを真似するとか」

「そうだ、弱いと言われ学園を追放されたがまぁ、使い方によっては最強だって事教えてやらないとな」

「オリジナルには勝てないんだよね?どうやって勝つの」

「それこそ知恵を使うのさ」


真似の力が弱いと言われている理由は本物には勝てないのと動きしか真似が出来ないからなのだが偽羅の真似の力は特別だった。

真似の力だからって他のと同じと思うなよ。

確かに、この能力では、偽物が本物に勝てないがやり方次第では勝てる事を知らしめてやる

偽羅は摩耶と一緒に訓練所に向かう







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