温もりが感じられる、ただ普通の情景なのに、何故か登場人物の寂しさが感じられました。何年も前から愛読されている文庫本のように、ふと読みたくなる小説だなと思いました。他の小説も読んでみようと思います!(^^
寂しさを抱えた主人公ですが、暖い子供達やかつて子供だった今は大人の同級生とのやりとりです。日本が舞台です。いい子にするのはもう嫌だ。子供達の本音が垣間見えます。そして子供達に未来を託す、大人達の希望が垣間見えます。最後、肩を並んで行くあたり、この二人は今後の展開後あるのかと思いました。