インフォニア・メーター・オンライン 

チューリップ

第1話 ログイン

友人に進められて始める事になったVRMMORPG『インフィニア・メーター・オンライン』というゲームのハードとソフトの両方を電気屋で買って家のパソコンに接続した。


そして仮想現実の世界にインする。


今までのVRMMOゲームのハードより圧倒的に綺麗でリアリティに長けていて五感が敏感に刺激されるようになっているので病弱な人などは気を付けなければいけないが私は気をつかわない。


ゲームをやるのに気をつかうとか最早ゲームではない。


子供の理屈かと思うがこれでも20代の大人だ。

真っ暗闇の中で聞こえてきた音声アナウンスに従って自分のアバターキャラを作っていく。


先ずはキャラの名前。

メノス。


次に種族。これは人間、獣人、エルフ、ドワーフ、ジャイアンツ、リザードマン、魔族の7種族とランダムに分かれる。

ランダムはレア種族に当たったりするが地雷があったりもする。

私は無難に人間にした。

だって一番何でも出来るし、平均的だから。

平均って素敵!


そして人間のステータスは見事にオール10。

HPとMPは共に60ずつ。

魔法職は、風火魔法士・水光魔法士・無闇魔法士・土雷魔法士・木金魔法士・治癒魔法士・付与魔法士・召喚魔法士があったので私は無闇魔法士を選んだ。

するとステータスに職業ステータスが合わさって上書きされた。

主にMPとINTとMIDだけだけど。


そして最後にアバターの外見をちょちょいと弄って終了。

デフォルメ化されるみたいなので現実と全く同じ外見でもある程度は大丈夫だが、見る人が見れば分かるみたいなので少しちゃんと弄っておく。


そんな感じで最後にゲームをやる上での注意事項を言われてから私はアルベンテの世界へログインしたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る