八月十九日
男の人が、頭の中でどれだけ完璧に女の人になりきれていると思っても、それが現実世界に発露されてしまえばオネエのようになる、ということがある。或る人においてはきわめて不条理なことだ。僕がそのような存在になりたい(あるいはすでになっている)かどうかは別として、これは見方によれば大変にまずいことなのではないかと、ふと考える。べつにいまの時代、そういう人がいてもなんら不思議ではない、と捉えることは十分にできようが、もしなんの前触れもなく顕現してしまえば、あるいは問題にあがるかもしれない。そのときにならなければもちろんわからないが、どうしよう、といった類の気持ちは芽生えることは必至であろう。要するに避けられないということだ。同じことを繰り返すほど重要な話というふうにも、現在のこの身には捉えてはいないが。
さて、関係ないが私の誕生日が近い。陰ながらでも祝ってくれると嬉しいのだが。
なお、さらに関係ないが一人称も固定しない。これはもう癖のようなものである。
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