ちゃお発表会の詳細(後編)

「体を動かして!」

 リハーサルで、わたしが直立不動で歌っているのはダメだよとCさん。もっと楽しげに歌わねばならんらしい。

 義母に、「わたし東海林太郎じゃけー」 と言ったら笑ってました。

 最近のわかものは、しょーじたろーは知らないはずですが、どうなんでしょうかね。


二胡奏者の出番

本番が始まり、ずっと客席で聴いていると、休憩に入る前に二胡奏者が出てきて、「蘇州夜曲」 と 「イー・ライ・シャン」 を奏でました。

わたしの調べたことは、まったく反映されておりませんでした……。

紹介する時間がなかったからかもしれません。

カーネギーホールなどで演奏をしていたその二胡奏者は、いまは本川町で、二胡のレッスンをしているそうです。


思い起こす富山の二胡と三味線

それで思い出したんですが、うちのサークルには富山の人がいるんです。その人の言葉によると、お祭りで二胡と三味線を使うことがあるそうで。

「まったりした踊りなのよ」 と 彼女は言うのです。

富山って、珍しいですな。


うちのサークルの歌の踊り

うちのサークルは、後半第二部の二番目に歌ったんです。例の、『くいしん坊の世界旅行』 ってヤツですな。舞台前面に三人組がならんでダンス。

うちらもバックコーラスでダンス。歌い終わると、やんやの拍手。でもまだ曲目は続きます。蛇足だと観客は思ったかも。


湯山先生たちの歌

サプライズで、声楽家の湯山先生と、その弟子たちが、『荒城の月』 を歌いました。

朗々と会場を響き渡るそのハーモニー!

訓練された人の声というのは、違いますね。


パーキンソン病患者の参加

このちゃおには、パーキンソン病患者が参加していたようです。90歳代のおばーちゃん。湯山先生に励まされて頑張ってるそうです。

さすが障碍者のためのボランティア活動をしてる湯山先生ですね。


合同発表会で隣になった人

お隣さんは、五十四歳の看護師さん。「新しい機械に慣れたと思ったら、すぐ買い換えになるから、操作を覚えるのがつらい」 と悩みを打ち明けてくださいました。

右隣の人は、今回のちゃおが初めて、というよそのグループのひとで、しきりと「その衣装、手作り? 幾らぐらいかかった?」 と聞くのでした。

わたしはよほど、話しやすい顔をしているのだな。(夫がしきりに 愛嬌あってフレンドリーと言うはずだ)


財布を忘れた

貴重品を預けていたのを忘れてバスで帰る途中、「財布を忘れた!」 義母が叫びます。家へ帰ったとき、このちゃおの会の執行委員長のSさんからTELがあり、

「わたしが預かってるから、取りに来て」

というわけで、翌日、えっちらおっちら坂を登って取りに行きました。

その足で図書館へ行って、本を借り、昼食にお好み焼きを食べて打ち上げとしました。

ちゃおの打ち上げパーティは、7月12日です。

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