ポケGO関連講演会の話(後編)

ミシガン大学の小児病棟でリハビリを行っている話

リハビリって、つらいですよね。毎日おなじことの繰り返し、いっこうに治らない足や手など……。

子どもたちは、リハビリに飽きてきます。

ひと月、ふた月、半年後にはすっかりベッドで寝たきりに。

病院側は、なんとかしたいと思っていました。

ところが、PokemonGOがダウンロードされると、子どもたちはベッドから飛び降りて、なにも言わないのに自分で進んで歩き出した!

モチベーションが高くなったらしい。


また、福井県にある、自殺の名所 東尋坊(とうじんぼう)、

ここがポケストップに登録されたため (Ingressのユーザーや、ポケGOのユーザーが登録申請するのです。

歴史的価値のあるもので、道祖神とかお地蔵さんとか、絵画などがあるそうです)

そのポケストップを目当てにポケGOの人たちが集まって来たのでした。

 2017年までの40年間、毎年10~30名は自殺者があったこの東尋坊。

 ちょっと待ておじさん(自殺者を食い止めようと必死になっているらしい)

 が止めるのもむなしく、ゼロにはならなかったのでした。

 ところが、ポケGOが発表された2017年、自殺者はZEROになりました!

 人が多くなることで、変わることがあります。

 たかがゲームと笑っちゃだめよん。


 観光・地域経済にも変化が

 ラプラスを獲ろう! というイベントを東北で行った際、石巻市は20億円、移動効果があったとか。

 鳥取砂丘では 3日間で8.9万人来場、18億円の経済効果が得られました。

 鳥取ではその前の年に災害があって、風評で減っていた観光客が戻ってきたのです。

 香川県では ヤドンというキャラクターで、ヤドン県というギャグを エイプリルフールでやったんだけど、香川県、気に入ったらしくていまだにやってるらしい^^;;

 

 これらの技術には、同時通信という技術が使われ、約数千人が移動通信局でつながっている、というお話でした。


 とま、いろいろ伺ってきたんですが、帰って義母にその話をしたら、

「東尋坊の自殺志願者は、人が多かったけぇ辞めたんじゃないの? ほかのところでやるよきっと」

「でも、様子がおかしかったら、声を掛ける人もいるかも。それがきっかけで思いとどまるって、あるかもよ?」

 最近、他人に無関心な人も多いけどね。


 合唱サークルの人に笑われた

 講義があったのが金曜日。その日は合唱サークルのある日で、早退して出かけたのでした。

 ひと言も断らずに出ちゃったので、

「お嫁ちゃんはどこ!」

「病院へ行ってしまった?」

 と心配を掛けてしまいました。そこで義母が、

「PokemonGOの集まりに出かけた」

 といったところ、

「若い人はしょうがないねえ」

 と笑われてしまいました。

 まあ、そんなもんです。

 気晴らしになるのが合唱サークルしかないみたいに思われるのもね。。そもそもこの講座は、ちゃおとは関係ないんだから、断る必要はないと思ったのさ。混乱させちゃ悪いでしょ。

 別のことを言ったり行動したりしたら叱られるからねえ。わたしにも逃げ道は、必要なのだよ。

 (嫌なことから逃げてしまったなぁ。ダメ人間だね、わたし)


詳細は、ヤプログ! に載せておきましたので、興味のある方はどうぞ。

http://yaplog.jp/aslia/

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