K公民館の歴史散策(後編)

昨日の続きです。

薬師如来堂

眼科専門の薬師如来。昔は三次藩の藩主のお庭だったそうです。なので、手水や花などがありますね。

まだ 05/27 なのに、もうあじさいが咲いていました。

美しい赤の色が映えていました。土はアルカリ性かな。


幸福稲荷

この辺の人たちが、大火や災害に苦しんだので、神頼みとして立てられたそうです。

ここは三次藩の役所と、幕府巡検視の宿所があった場所で、御茶屋敷と呼んでいたそうです。

信じるものは、救われる。


西楽寺

今回は、法会があったので 本堂の天井絵は 見られませんでしたが、この絵は圧巻だそうです。

牡蠣養殖に一役買った、「小林五郎左衛門」 の お墓もここにあります。

小林五郎左衛門は、大阪に牡蠣を売ることで、現在のお金で換算して2億円 稼いだそうですよ!


大釣井と地蔵尊

幸福稲荷でも触れたように、このあたりでは 歴史に残る大火が5回もあったので、お地蔵さんを作ったそうです。

で、結婚式の時にお地蔵さんを持ってくる。返すときに、よだれかけを新調する。

「お嫁さんが、居着いてくれますように」

という願いがこもっているそうな。

井戸の方は、街道を行く人々の飲料になり、火事になれば防火にもなったといいます。


神社とお地蔵さん

個人の神社を道に持ってきたらしい。お地蔵さんは、海を守るとされていました。

お地蔵さんは大好き。なんでもありってところが特に。


住吉神社

言わずと知れた海の神さま。常夜灯があるとかないとか……。

「郷土史は、言ったもん勝ち」 と ガイドさん。

証拠がなければ、声の大きい人が勝利するそうです。

歴史ってわりと、いい加減。


恵比寿神社

門のえびす の文字と、神社の えびす の文字が違う、とガイドさん。

よく判らなかったですが、門のえびすの方が、新しいらしい。

この恵比寿神社、あちこち移転しているようです。

神さまなのに、人間の都合に振り回されています。

罰が当たるよ。


竜宮神社

病を癒やす神社。手水が龍の目になっています。

ここでお祭りが行われ、子どもや大人が集まって 大きな賑わいになっていたと言います。


タチアオイ

12:00になったので、現地解散。竜宮神社からK公民館まで帰る道すがら、

タチアオイを発見しました。

季節は、もう初夏をすぎて梅雨になりかけています。

「来月は、どうしようかな……」

 公民館の人が、ボヤいています。

「次の日の降水確率が50%だったら、取りやめってことにしたいけど、最近の予報はアテにならない」

「やっぱりドタキャン、いらっしゃるんですね」

「急に熱が出たっていうことなので……。仕方ないですよ」


 今回は、前回の歴史ウォーキングよりはちょっとばかり詳しかったかもしれません。

 次回は合唱サークルの発表会のため、参加できませんので、7月に参加することになろうかと思うのですが、同じコースだったらやめようかな。

 といっても、ネタがないからなー。まあ、そのときに考えよう。

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