文章講座のテーマで書いてみる(02)

今回も、文章講座のテーマで書いてみます。テーマは「でかけるまえに」。


  京都旅行のまえに

          

 今年の四月六日、七日に京都へ旅行に出かけることになった。旅行に出かけるまえには、やることがたくさんある。

 まず、下着の着替えを持っていく。上着は持っていかない(荷物を軽くするためである)。ハンカチに靴下にブラジャーを、小さなメッシュの袋に入れる。

 義母は薬袋を作っている。義母は老人性鬱だったし、わたしは統合失調症なので、薬を欠くと大変なことになる。三日分、朝昼晩の紙製の小袋を作って、薬を入れるのである。この袋を作るには、A4のコピー用紙を使ってはさみとカッターとノリで使うのだった。作り方は秘伝なのだそうで、教えてくれなかった。

 夫はパソコンを立ち上げている。インターネットを見ているのである。天気をチェックしているだけでなく、当日の観光ルートを確認している。

「三十三間堂、清水寺、銀閣寺も行くからね」 ルートの寺院を眺めつつ、夫はワクワクしている。七箇所もある七時間コース。後期高齢者の義母には、厳しいかも。

 わたしは着ていく服をチェックする。

「京都は寒いかしら、暑いかしら」

 季節の変わり目である。薄着をしていっていいのか? 春らしい格好をした方がいいのか、傘は持っていくべきか?

 京都は雨だったが、非常に楽しかった。でかけるまえのめんどくささも、この楽しみで霧散する。

 それでも、事前チェックはめんどくさい。


京都へ行くときのあれこれを書いてみた

 500字程度なので、こんなものです。書こうと思えばもっと書けるけど、2枚程度という縛りがありますのでね。

 京都では、三十三間堂と清水寺と銀閣寺、太秦と晴明神社と北野天満宮に行っただけでした。

 ハードなスケジュールだったけど、楽しかったなぁ。

 ただ、この原稿では、「でかけるまえに」 が 普段の生活、というよりは 旅行 という特別なイベントなので、これは叱られるかもなー。

 普段の生活ででかけるまえにやること、といえば、


 1:この季節、上着を着るかどうかで迷う

 2:日焼け止めクリームを塗る

 3:髪の毛をとかす

 4:ハンカチをチェックする


 といったことをやっております。

基本、口紅はつけないのよね。めんどうなので(おい)。

 サークル活動に行くときには、つけますけれど、普段の時にはつけませんです。


 そういえば、化粧も薄化粧ですね。

 義母はアイシャドウを付けますが、わたしは基本、つけません。

 以前つけたことがあったけど、

「狸みたい」

 と専門学校の先生から言われたことがあってさ……。

 シャドウは似合わないのだと投げ出してしまいました。

 だから、つけているのは頬紅ぐらいですね。


 でかけるまえの洗顔

 でかけるまえに洗顔をする、ということもやってますが、朝イチに洗顔しているから、あんまり熱心にはやってないかも。

 洗顔すると、肌が突っ張るんだよね。そろそろトシですわ。

 そのために、「五條の霧」という保湿化粧水を使っています(この商品のおかげなのか、シワは出てませんね)。

 ほかの女性はどうしているのかは知りませんが、わたしはでかけるまえの準備は簡単なもんです。

 夫が「世界一かわいい」って言ってるんためか、あまり努力する気になれず(こら)。

最近、肌が荒れ気味なので、皮膚科に通いたいと思ってますが、

「あー、面倒」

 と肩が痛くなってたりします。

 かわいい、というセリフに甘えてる。調子に乗ってるとすぐダメ女になるんだから!

気をつけなきゃね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る