イギリスの自然保護意識

以下は、ねこなすという、イギリス在住の主婦の方のメルマガです。


(引用開始)

** プラスチック製ストロー **



昨年末、BBC海洋ドキュメンタリー・シリーズの

「Blue Planet II(ブルー・プラネット2)」 が放映されました。


(中略)


その最終回で注目したのが、地球規模のプラスチック汚染です。


プラスチック公害は、目に見えるプラスチックから、

目に見えないマイクロプラスチックの公害まで含まれますが、

すべては人間が生み出したゴミ。


この番組が制作される前から

専門家や自然保護団体などが警告をしていましたが、

それが目の前の画面に映されて、イギリスでは大きな反響を呼びました。


最終回が放映された翌日から、

番組内の映像を観た多くの人々が動き出しました。


すぐに下院環境監査委員会で法案が話し合われたり、

草の根運動が開始。


草の根運動の1つが、イヴニング・スタンダード紙が先月始めた、

「The Last Straw(ラスト・ストロー)」という

プラスチック製ストローの禁止運動です。


ロンドンのレストラン、カフェやバーに呼びかけて、

使い捨てのストローを止めてプラスチックのゴミを減らそう、

というものです。


ロンドンだけでも、なんと年間20億本のストローが

使い捨てされているのだとか。


すでに多くのレストランが賛同して、

それぞれプラスチック製ストローを廃止したり、

生分解性原材料を使用したストロー、紙製、竹製、

金属製のストローを使用することを決定しています。


人間が生み出した汚染公害は、人間が工夫して解決していけるはず、

解決していかなければなりません。


(以上引用終わり)


 うちはストローはあまり使いませんね、どちらかというとペットボトルをよく使います。

 どっちにしても、リサイクルするには、大量の石油が必要で、資源保護の立場から見るなら、プラスチックは使わない方がいいに決まっている。


 でも、石油は 『枯渇する』と騒がれてすでに50年、まったくその気配がありません。

 枯渇するから、自然エネルギーとか原発に移行しようという声もあるんですが、まだまだ石油は豊富にあるという説もあるらしい。

 原発を維持・管理させて西洋技術から抜け出せないようにしているんだ、どうしても石油がダメなら、石炭を液状にすればいいだろう、という論説を、なにかの本で読んだことがある。


 いろんな意見があるから、世の中って面白い。

 わたしとしては、原発は嫌いなので(放射能がこわい)、自然エネルギーを代替にするほうがいいんじゃないかな、と考えます。


 根本的に、経済活動の基盤を核エネルギーに頼っている現状があるから。

 自然とともに生きるのは、非効率なものです。

 原発みたいに核分裂でエネルギーを出しているのは、不自然じゃないかな。

 

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