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☆ディスカバーのサイトをめっけ!

 ツイッターをチラ見したら、ノベラボという、ディスカバー出版のサイトを見つけました。

 図書館には、このディスカバー出版から出ている大賞の本が見当たらないので、

 それほど 売れてる出版社でもないのかも。

 でも、ディスカバーの『50歳からの勉強法』

は読みました。

 たしか、一週間ごとに、何を学んだのか、どんなことが楽しかったのか、これから楽しむにはどうするか、といったことを、手帳かなにかに書くといい、という助言が載っていたはず。

 ためしにやってみましたが、毎日面白いことを書く方が楽しくなってきたので、そっちに乗り換えてしまいました。

 ちっとも勉強しとらん。

 それはともかく。


☆ペンギン、ペンギン!

 ノベラボのランキングに載っていた、

 奇妙な短編集を少し読んでみたんです。

 そしたら、夜中にテレビが点いたとたん

 周囲の人間がすべて ペンギンになっちゃう話があって、

 その荒唐無稽さに笑っちゃいました。

 発想は面白い。それに描写もなかなか。

 訓練された文章で、ライノベにありがちな、

 ちょっと甘い表現や描写は見当たりませんでした。

 ただ、主人公が教師だということは、冒頭で知りたかったです。あと、主人公がどんなひとなのかも、もうちょっと描写があるとよかったかも。


 わたしも、ペンギンじゃなくて、

 なにか別の動物とかで書いてみたいかも。

 ちょうど、このサイトには、コラボという項目があるので、

 『魔法世界のリフジーズ』 が片付いたら、やろうかなぁ。


☆推理小説の妙

 推理小説、そろそろ読まないといけません。

 大衆文学には、そういう面がないと、売れないし。

 乱歩賞を狙うなら、がんばらねばな!

 しかしミステリーは、しっかり読まないと伏線を見落としかねない……。

 乱読・飛ばし読みが染みついているわたしに、どこまでできるか。

 まずは図書館の本で研究です。



 ちょうど、『天使のナイフ』を読了しました。犯人がアレだったのは、そうだったのかと感心しましたし、それ以上に、少年少女の殺人事件という闇に向かって、最初は怒りと恨みを感じていた主人公が、いかにしてその感情を乗り越えていくか、というところがわたしには興味がそそられました。



 すぐれた作品です。感情に流されてないし、社会的にも一石を投じる、一流の娯楽作品だと思いましたね。

 だれにでも訪れる「出会い」と「別れ」。そして、罪と罰と贖罪。

 殺人、という罪を犯してなくても、ひとを恨んだり憎んだり軽蔑したり妬んだりしたことは、だれだってある。

 この小説では、主人公がフリーライターに疑問をぶつけたときに、フリーライターが重いテーマを答えるシーンが、現代社会へのテーゼでもあるでしょう。

 それは、単なる推理小説の枠を超えた、社会派の現代小説としても通用する話だと思いました。



 疲れたおとなに一服の清涼飲料水を。

 救いのない時代だからこそ、いい作品をつくりたい、改めてそう決意しました。

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