ぐぅぅぅぅぅぅ
ぐぅぅぅぅぅ~!僕はビクッとして慌ててお腹を引っ込めた。シーンとした中なったお腹。数人がこちらを振り返ったのを見て僕は顔を赤くした。うわぁぁぁ!これは嫌だ。これは恥ずかしい。朝ごはん結構ちゃんと食べたのにっ!今日の朝ごはんは確か食パンに目玉焼き、お弁当の残りだった。それなりにきちんと食べていたはずで今こんなところでお腹がなるような量ではなかったはずなのだ。やっぱりあれだろうか。正月太りしてこれだけでは足りなくなったのだろうか。そして僕は登校するだけで結構エネルギーを使うのだ。家から自転車で40分ちょっと。登ったり下ったりと忙しい。きっと今僕のお腹が鳴っているのはそのせいだと思う。ランニングでもしようかなとは思うが早朝に起きるのは面倒だし夜に家を出て親にどこに行っていたのかと問われるのも嫌だ。そして結局やらないのだ。まぁ、やる気はあるけどなにかに付けてやらないというやつだ。でも、今回ばかりはしなければならないと思う。授業中にお腹が鳴るとかもう最悪だ。僕のクラスはなぜか割と真面目で静かなのだ。でもなぁ‥‥うーんと、悩んでいるとチャイムが鳴ってしまった。僕は慌ててノートを写し決めた。僕は走りながら帰宅することを。
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