召喚

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エリック・アウィーズ 15歳

Sランク冒険者

Lv12495

HP ∞

MP ∞

攻撃力 ???

防御力 ???

俊敏力 ???

魔法攻撃力 ???



〈物理攻撃〉

剣技Lv14 弓技Lv16 体術Lv17



〈魔法〉

火属性極Lv13 水属性極Lv1 風属性極Lv3

真光属性Lv1 真闇属性Lv1



〈帝王スキル〉

魔力操作



〈神スキル〉

創造神 破壊神 生命神 代行神 叡智神

空間神 結界神 偽造神 鑑定神 召喚神

契約神



〈唯一スキル〉

無詠唱 二刀流 三本矢 瞬間移動 経験値5倍 精霊化 悪魔化



〈称号〉

転生者 神 世界の理を知るもの 魔法の神 炎神 水神 風神 光神 闇神 精霊神の契約者 悪魔神の契約者 竜殺し



〈眷属〉

ダークフェンリル ダークウルフ マリ

デモン ユイ

─────────────────────────


(・・・・・・・・・え?・・・ええぇぇぇー!!!)


俺は思わず歩いている足を止めて心の中で叫んでしまった。


「ご主人様どうかしましたか?」


「・・・・・・・・・」


「ご、ご主人様?」


「え?あ、あぁ。悪い悪い、ちょっとびっくりしてただけだ」


「何にビックリしてたんですか?」


「まぁ、いろいろとな。気にするな」


「教えてくださいよぉ~!」


「だから気にするなって。っと、なんか来たな」


「え?」


俺の空間感知に何かが引っかかった。


(ん?何だこのでっかい反応)


すると前からオークに似たような、でも大きすぎる魔物が20体くらいまとめて現れた。


「ご、ご主人様!あれはギガントオーガです!私たち3人で連携しても唯一勝てない相手です!し、しかもそれがこんなに・・・・・・」


「ちょっとは手応えがありそうだな!」


俺は心の中でガッツポーズをした。


「よし!あれを試してみるか!」


「あれってなんですか?」


「まぁ見てなって」


そして俺は右の手を前に出し、少しかっこつけて


「いでよ!黒狼!」


すると目の前に大きな魔法陣が現れ、そこから黒狼と数体のダークウルフが出てきた。


「よ!久しぶりだな、黒狼」


〖お久しぶりです。我が主〗


「早速だがこの後に洞窟に行くんだけど黒狼達にも手伝ってもらおうと思ってる。だからリハビリ程度にそこにいるギガントオーガの群れを倒してくれ。もちろんダークウルフ達も使っていいぞ」


〖了解しました。では〗


そう言うと黒狼の体が巨大化し、3メートル程までになった。


「お前ってそんなにでかかったか?」


〖これでも抑えていますよ〗


「そうか・・・。まぁあいいや。とりあえず頑張れよ!」


そして黒狼はダークウルフを20体ほど召喚し、ギガントオーガに突っ込んでいった。


俺の後ろではマリとデモン、ユイが目を大きく開けで驚いていた。


「あ、そっか。3人とも知らなかったのか。」


「知らなかったじゃありませんよ!なんでダークフェンリルが仲間になってるんですか!ご主人様!」


とマリが聞いてきた。


「なんでって・・・・・・成り行き?」


「成り行きで仲間に出来る魔物じゃないですよ・・・・・・」


そうこうしているうちに黒狼が帰ってきた。


〖主、完了致しました。〗


「え?もう?」


俺達が話している30秒程のあいだに相手を壊滅させてしまったのである。


「リハビリ必要なかったか?まぁいいや。とりあえず向こうに着いたらまた呼ぶな」


〖わかりました〗


そう言うと黒狼の下に魔法陣が現れ、吸い込まれて行った。


「そう言えばルル、召喚魔法って契約とかしてなくても召喚出来るのか?」


「出来ることは出来るけど、そこからどうなるかは分からないよ。契約するのか、もしくは召喚したものが暴れ出すとか」


「マジかよ・・・」


「なにか召喚したいものがいるの?」


そう聞かれたので


「まぁな。やってみていいか?」


「いいけど・・・」


「よし!じゃあみんな、少し離れててくれ」


そして4人と1匹が離れたのを確認し、詠唱した。


「我が魔力に反応するものよ!今ここに姿を現し我と契約せよ!」


すると少し前にあった半径1mほどの魔法陣がみるみる大きくなり・・・・・・

やがて半径3、4メートルほどに大きくなり、強烈な光があたりを覆った。


「うわぁ!」


俺は咄嗟に目を瞑り、目を開けると信じられない生き物が立っていた・・・・・・・・

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