12.はてさて、もう日も落ちそうで雨もしとしと降っている街に僕は繰り出していた。

何の為か?


自分を僕の妹とか言う頭のおかしい娘の為にである。


見ず知らずの男をお兄ちゃん扱いするのは頭のおかしいんだが、大家さんに見えなかったのも事実で、頭所か存在そのものがおかしい、おかしい事ばかりなのだから僕も頭がおかしくなったのだろう。あの頭のおかしい少女を雨の中、明日仕事もあるのに探している訳である。


雨宿り出来そうな所探した。駅前を探し公園を探しスーパーを探し病院前学校前、居なかった。良く良く考えれば透明なのだから、 こんな雨の中に居ずとも人目を気にせず暖房の効いた室内にでも入ってまったり過ごしていれば


過ごしていれば良いのだ。


そう思ったら何か急に周囲の温度を感じ始め寒く感じてきた。


馬鹿馬鹿しくなってアパートに帰った。帰ったさ。

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