日記みたいになっちゃった……。まぁいっか

「ダァ……ダージリン……アッサム? ……ダージリン・アッサムブレンド……なんか高級そうな名前だね」可愛いかよっ。


 相手のためだと思い込んでいる、無自覚な自分勝手さんは、一番厄介だと思う。


 意味もなく、怖くなる時がある。

 意味もなく、何かに怯え、泣き出す。

 なーぜだろうね。


 ヘリコプターに似た、何かの音が外で絶えず流れている。回転音。空気音。摩擦音。人工音。私の呼吸。レスピレーションではなく、ブリーディング。吸い込んで、吐いて。鼓動を揺らして。


 大好きな先輩さんとお電話した。何を言っても、親愛なる友人と同じ反応をする。「可愛いね」私の何させたいのやら。恥ずかしい。けど嬉しい。


 お姉さんバイト先の先輩さんが夢に出た。カマキリが彼女の頭の上に、着陸したの。そんな変な夢。私の知っている人の中で、一番似合うと思った。

 見て、目覚めて、不思議に思って、悩んで、内容を本人に送ってあげたところ「私の頭を草原だと思ったのかしらん(笑)」と返ってきた。思いっきり、笑って「そうなのかな?」と返事した。さすが。好き。


 最近、何にでも(誰にでも)可愛く思えて来ちゃって、やばい。もう友人たちみんなが愛らしく思えて来ちゃって、ふわふわした柔らかい、ふふって笑いが込み上げてくるような感情。それがたくさん、湧き上がってる。

 なんだろう。もう自分のことすら可愛いとか、言い始めちゃってて、末期かもしれない。


「変なこと言って良い?」

「最初から変なことしか言ってないよ」

「確かに(笑) ……私、自分が何かの主人公みたいな感じるの!」

「(なんて答えたか忘れたけど、共感だった)」

 自分の人生の主人公だ!と言っているのではなく、どこかの、赤毛のアンのアンみたいな、ああいう主人公みたいに思ったのです。

 私の人生なんだ? ずっと普通だと思っていたのに……ドラマチックな感じに。変なのー。けど、おもしれー!


 一度でも楽しめたら、なんでもできる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る