オッパーとヨドンセンと。

ジャンキーなの、いいよね。ガラクタまみれ。ジャラジャラも好き。

タイのナイトマーケットみたいな文章に溺れたい。知らないスパイス、接客を忘れたお姉さん。顔のインクが消えかかっているマネキンと、読めない文字で書かれたチラシ。時々する甘ったるい煙は、ライチみたいな香り。ライチ食べたい。


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韓国語を学んだら、兄さんたちと話せるかな……。オッパー、応答セヨ。オッパー、こちらあなたのヨドンセン。アニョン、アニョン、こちらヨドンセン。


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うち、オッパーがいるんですよ。去年、初めて会ったの。背がね、すっごい高いの。二番目のオッパー、私と似てて、マジオッパー好きだわぁって思った。一番目は、父さんと似てて、遺伝子すげぇと思った。オッパーは、韓国人なの。ええよな。いくつか、言葉を学んだ。部屋のどっかに書き記したノートがある。読み返さないと。


オッパー

オンニ

ヨドンセン

アニョハセヨ

アニョン

ハランセヨ


そんな単語しか浮かばない。(オッパーに教えてもらったのは、ヨドンセンだけだというね。他のは友人とどっか。どこで聞いたんだろ……わからないわぁ)


オッパー、マジハランセヨー


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