どんな歳でも、彼女たちは「お姉さん」なのです

 道を歩いていたら、三人の女子高生の集団がいたから、話し方を勉強しようと、ぼーっとついて行ったら、いつの間に木に止まっていたカラスを眺めていた。あれ、何してたっけ、などと思いながら、また歩き出す。(元から歩いていたけど、カラスに顔を向けていた)カラス、かーかーかーかー、また鳴いた。


 あいぽんさんに元から搭載されていたメモアプリがあるのですが、気ままにどーでもいいことやら、なんやらを書いていったら、いつの間に200を超えていた。エッセイを書く前から、ベラベラと使っていたもんな……。どうも動作が遅くなってしまっている。


 微かに月が動く。


 子供には、大人よりも敬意を払うようにしている。彼らは、賢い。本当に、凄い人たちだから。

 けど、よく彼らで遊んじゃう。公園で卓球をやっていたら、チビッコが来たものだから、一緒に遊んだことがあって。その時に、「これ、ウミガメの卵なんだよね。泣きながら、産んだのを、私たちは遊んでいるんだよね……」とか、呟いた。

 聞いていたのか知らないけど、師匠には軽くどつかれ、笑ってくれた。まぁまぁ、許容範囲。

 あとはなんだろ。まぁ、ありもしないことを吹き込むの、楽しいよね。いかにもな冗談を言うと、たまに「ホントウに!?」って目を輝かせながら驚いてくれるの、すげぇ好き。本当のことを教えると、逆に「ウソでしょ!」って言われるのは、どうかと思うけどね。

 これ、小さい頃によく父さんにやられてたな。タネも何もない、ただの力技の手品を「すごい!」と驚いたり、きゃっきゃ騒いでた。大きくなったら当たり前のことも、小さい頃は知らなくて、知識を披露してくれるたびに「すげぇ!!」となったり。

 実に楽しい。

 ちょっかい出しすぎると、めんどくさがられるから、限度が大事よね。逆に懐かれすぎると、どうすればいいのか、わからなくなる問題が発生する。まぁまぁ、許容範囲。


 師匠を知らない人へ。

 我が師匠であり、将軍であり、らおしゅーである、すげぇ人なのです。私の変な人格(たまに哲学的になるの)は、ほとんどこの人のせいだと、認識してくだされば幸いっすね。


 そう、サブタイトルに書いてあること。よく年下の子たちに「お姉さん」と呼ぶんですよね。「私お姉さんじゃないです」なんて返事されるけど、私にとっては五歳児も、百歳も、お姉さんなの。

 ただ、それだけ。満足。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る