ガンダムの多様性と個々人のガンダム性の違いはカレーに例えられると思います(イキナリ変なこと言い出す)
ファーストがやや辛口カレーライス(ジャポニカ米)だったのに対して、
Gガンは辛口カレーうどんといったところでしょうか?
ジャポニカ米とうどん……日本人なら両方愛せるというのも道理。
カレーうどんをカレーと呼ぶのは憚れるというのも道理。
好みは千差万別。甘口、辛口が合わない人も当然いる。
カレーうどん、ナンカレー、果てはカレーパン。どこまでをカレーと呼んでいいものか……。
相方がなんであれ炭水化物とカレーの割合が悪くちゃよろしくない。その塩梅だって人それぞれ。
それにしたってカレーってやっぱ人気で売れるんだよなぁ……。
しかし、どんなカレーであれカレーの一部! それを忘れて! 人の嗜好を否定してまで、何が理想のカレーだ! カレー好きの同志を抹殺しての理想郷など! 愚の骨ッ頂ー!
作者からの返信
なるほど、ガンダム=カレー論、非常に説得力があります。
私は「うどん」とか「ナン」はOKですし、甘口なのも嫌いではないのですが……盛りつけが変な風に偏ってるのは苦手ですねえ。
あと、全体的に見ればマズいのに、個々の具材だけ食べると美味しいのもあったり(笑)。
まあ、マズいカレーにはマズいと文句を言いながらも、それでも食べてしまうんですよねえ(笑)。
UCから離れた所謂アナザーガンダムの一発目、此がなければ現在の多岐にわたる展開は無かったと思われます。
何気に宇宙移民と地球の関係性とか、押さえるところは押さえていたりしますし、各勢力間の摩擦を時代に会わせた表現にしているだけで、個人的には、これは胸を張ってガンダムであると言いたい派だったりしますね。
作者からの返信
そう、SDを除けば、これが多岐展開の始まりなんですよね。
そして、これは後で書くつもりなんですが、実のところガンダム三大テーマ
「宇宙移民と地球住民の軋轢」(逆になってますが)
「地球環境の汚染」
「人はわかりあえるか」(とんでもない解決法になりますが)
は押さえてるんですよね。
Gガンダムは、ガンダムの中でも一番異色だった作品ですよね。しかし、今となってはガンプラを扱っているビルドファイターズやSDガンダムフォース等もあるので、今では変化球の一つくらいの認識ですが。
作者からの返信
本当に異色作でした。
今ではカーブとか大した変化球じゃないですけど、初登場の頃は魔球だったんだろうなあ、みたいな感じで(笑)。
放送当時は「ガンダムである必要はないよな」と思ってました。今でもそう思っています。ガンダムじゃないと企画が通らなかったのかな?今川さんも大変だなくらいに思ってました。
今思えば、ガンダムの概念ぶっこわすくらいの意識がスタッフに会ったのかも知れません。なので、今は「ガンダムである必要はないけど、ありかな」くらいに思っています。
どちらかというとガンダムでは「1st至上主義」なので、Gガンも含め、SeedとかOOとか、純粋な意味でのガンダムではなく、パロディだと割り切っているのかもしれませんが。
作者からの返信
ガンダムである必要はないんですが、ガンダムでないと商売にならないという大人の事情でしょう。
この頃だと、この内容でオリジナルのロボを作る余裕は無かったのかなと思えるんですよ。
同年でやってたのは「勇者シリーズ」のジェイデッカー以外は、特撮作品リメイクのレッドバロンと、映画タイアップのヤマトタケルだけでしたし。
でも、Gガンがガンダムを単なる「シリーズ」ではなく半ば「ジャンル」的な存在にしたのかなとは思います。
それはもう人気は凄かった。休み時間は油断してるとシャイニングフィンガーされちゃうほどみんな夢中でした。ときた先生の漫画も迫力あって面白かったです。当時の大人達が何を言ってたかなんて知りません。僕達は新しいガンダムを全力で楽しんでました。コミックボンボンの君の考えた必殺技募集も君の考えたガンダムがアニメに出るかもとかの企画も楽しかったです。
大人になって富野さんがガンダムでプロレスやれって言ってたらしいのを知ってこの人のおかげで僕達は楽しい時間を過ごせたんだと感謝しました。
作者からの返信
おお、子供の頃にリアルタイムで見てた証言は貴重ですよ。やっぱり人気があったんですね! それを聞くと嬉しいです。
今川監督は「原作ブレイカー」とか言われてますけど、これは原作者の指示ですからね(笑)。