小説書いてるけどタイトルとか身内に言えない
麻生たろう
1話 作文は得意ですか?
カチャカタャと響き渡る軽いキーを叩く音。
「んー疲れたー!ちょっとコンビニでお菓子買ってこようかな。」
リュックに財布を入れて背負う
なぜだか閉じたのに開いてる感じがして確認する癖があるんだよな
「あ!ケン君!・・・買い物行くの??」
「おわ、びっくりしたじゃん。てか、今の間はなんだ!」
「質問に答えて!買い物行くなら買ってきて欲しい物があるから!」
「あのなぁ、俺は今まで仕事してたんだよ。疲れてんだよ!分かるか?だから無理」
「そこまで言う必要無いじゃん!もういいよ」
「さて、行くか」
茅場 研(ちば けん)高校生である。
さっきのは大笹 果譜(おおさ かふ)幼稚園の頃からの幼馴染みである。
ついさっき、仕事と言ったが俺はプロのノベル作家だ。アイツも知っている。小学生の時から国語だけは得意なおかげで他教科も多少は点はとれた。作文が1番得意で、文章力に長けていた。
ちなみに俺が書いているライトノベルは
「隣人が少し変なんだか」
というタイトルである。
両親には恥ずかしくて言えるわけが無い。
あぁ、神様僕に勇気を下さい!!!
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