第12条 営利目的利用の禁止

 利用者がカクヨム上で営利目的の利用をすることを原則として禁止する条文である。ただし、『会員』が運営に申告して、運営がOKとした場合、運営が認めた範囲内での営利活動ができるとしている。


 面白いのは「やりたい」と相談すれば会員登録している人であれば誰でも営利目的での利用ができるということだ。もちろん運営が首を縦に振ればの話だが。筆者は今までこのような営利目的の利用をしている存在を知らないが、もしかしたらこれはKADOKAWAグループ外の出版社に対する門扉なのかもしれない。

 KADOKAWAグループに属する編集部であれば直接運営と、さらに言えばカクヨム上に投稿されたコンテンツを利用する太いパイプがあるが、それ以外の出版社には敷居が高い。そういった出版社がアカウントを使ってコンテンツあさりをする、といったケースを想定しているのかもしれない。


 かもしれない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る