第4条 会員登録
本条文は3号の内容からなる。
第1号では会員登録をすることにより『本サービス』に対して利用できる内容を規定している。「当社が登録を認める場合」と記載されているところ、さも審査しているような印象を受けるが、登録時の経験からすれば第2号で規定している内容がちゃんと申請されているか、程度のレベルである。なので、クレジットカードの審査のようなものではなく、むしろバリデーションの範疇である。
利用できる内容として第1号で決められているのは以下のとおりである:
・小説の投稿すること、編集すること、管理すること。管理画面でできること。
・投稿作品の閲読記録保持機能や更新確認機能。マイページやアプリでできること。
・近況ノート・星・ハート・レビューコメント・応援コメント『など』の投稿
第2号では前述したが、会員登録に必要な情報を規定している:
・メールアドレス
・ユーザID
・パスワード
逆にいえば、この三つ以外の情報を要求している場合、運営は利用規約違反をしていることになる。現状の登録画面では違反している形跡は見られない。
第3号。ざっくりといえば会員登録を拒否する可能性について述べている。ただし、第2号で提示された内容や第1号で触れた会員登録時の審査を考慮すると、効果のある条文には思えない。
会員登録拒否となりうる条件については利用規約本文を参照して欲しいとして、これを運営が守ると意識しているようには思えない。もしこの条件を満たそうと思えば、会員登録時に必要な情報がたった三つなわけがないと考えるわけである。
ユーザIDとパスワードは登録時に指定する任意の文字列であり、個人と紐付けるものはメールアドレスのみである。メールアドレスを紐解けばどこで送信されているのか分かるし、フリーメールでなければ個人に紐づく契約者情報を引き当てることも可能だが、日常的に確認するにしては負荷が高い。
おそらく、これは何らかの問題が発生した場合に「ここに書いてありますよ」とアピールするための予防措置である。ただ、アカウントbanについては第14条が適用されるはずであり、これを考えると第3号は適用タイミングがないのである。会員登録はシステム化されて自動処理なわけだから。メールアドレスから登録拒否の事由であることを判断するシステムなんていう、個人情報を取り扱うような高セキュリティを求められるものがあるというのだろうか。
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