せっかくだから会議について考える

 かつて会社員だったりサンタのバイトをしたりしていた事もある私です。

 サンタのバイトは

『『防寒装備として考えていいのでは』

と提案したくなるくらいにとにかく暑かった』

とだけ。

 さておき、会議って、もっと開く数を減らしてもいいと思うんですよね。もしくは、

『いっその事名前を変えていいんじゃないのか?』

と思う会議すらある。議題に関して意見を出さない者がいる会議は会議とは言えませんし、精神論でまとめてしまうのも会議とは言えないと考えます。

 それを考えると、開く回数を減らしてもいいんじゃないかと思います。もっと重要な会議の議題があるはずですし、それには議題にすべき内容を厳選する必要を感じます。むしろ下らない会議になる可能性を生む議題を徹底追及する方が大事じゃないかなって思います。

『これについて会議しろだと? 理由を後でメールしなさい!』

というやり取りがあっていいと思うんですね。理由がきちんとしているならそれは開かれるべきです。例えば

『この議題について貴様みたいな阿呆上司に話した所で埒が明かないんだよ!』

という内容なら、精査して会議していいでしょう。

『こいつに話して解決した事も、解決しなかった事を詫びられた事もただの一回だってないぜ! 許せねぇ!!』

という事ってありますし。

『全ての会議が無駄とは言いませんが、逆に全ての会議が必要とも限らないよね?』

と言いたいのです。あるでしょう? そういう会議。

『今回のこれはごめんなさい会とでも呼ぶべき代物なんじゃないのか?』

みたいな事もあります。それも出来レースであってはいけません。

 かつてあるバイトをしていた時、上司からこういう流れに持ち込まれた事があります。

・『職場の若い女の子を独り占めにし、周辺にいるバイトをいびり倒して辞めさせている』という人物である。

・ある女性社員の送迎会で、それまでその上司の強いている雰囲気のせいで、まともに挨拶すら出来なかった事を、その送迎会の後に詫びたら、そこを上司が見ていた。そこで上司はどうも何か誤解したらしい。

・それ以来、いびられる様になった。Aの仕事をやれと言われ、終わらない内にBの仕事をやらされ、更にCの仕事をやらされる。そしてその上司が

『何故Aの仕事が終わっていないのか』

と訊ねて来るという阿呆仕様。他に回した時に別の人員を割り振っていなかった模様。

・あまりにもそれが続いたので、怒ったら殴り掛かって来たので先に殴る。上司、しらばっくれる。

・後日話し合いという名の私だけが謝らされる集まりが開かれ、給料を減らされ、生活が出来ないので、やがて辞める羽目に。

 勿論、私だって基本的に暴力反対です。DQNとかオラオラ系とか大嫌い。

『あの野郎をぶちのめしてやったぜぇ! ヒャッハー!!』

という話をしたいのではないです。そもそも殴ってどうにかなる話じゃないし、ぶちのめせてないし。

 それを前提として、

『何故殴ったのか?』

という質問があると思いますが、その理由はその会社はその上司と上の面々、彼らがグルだったからです。上司のやり口を訴えても、そもそも通らないんですね。

 そこに悲観して殴った訳ではなく、上司のそのやり口の非建設的さ、陰湿さにまずムカつきました。そして自分で全ての女の子(全員彼氏持ち)のご機嫌が取れる訳でもなく、ぼろが出た時に女の子を泣かしたりして、更にそれについて知らん顔をしていたのが滅茶苦茶ムカついたんです。

 結果的に上司はおとがめなし。

『労基署にチクっておこう』

と考え、内容をそのまま伝えた時、最初に出た人は

『あんたそれ、傷害罪ですよ!』

と喚きました。詳細を話している内に別の人に代わりまして、その人によれば

『緊急避難ですね』

との事でした。つまり、

『仕方がなく発生した出来事だ』

と言ってくれたのでした。

 結局その件についても労基署に出向き、内容を伝えて来て終わりでした。

 そもそもが窓口ですら意見が割れる。そういう有り様なので、労基署が頼りになるか否かはお察し。

 話がそれましたが、会議であるなら、そういう出来レースの集まりであってはならない、と考えます。そうなりそうなら、開くべきではないか、密かに録音して、後で

『こういう会議ばかりする会社なんですが』

と、どこかへ証拠として提出するべきかもね。あなた達のやる気をそいだ、何かもらえるべきものがもらえるかもしれません。

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