おかしの駄菓子屋#11
「おかしの~きゅ~きゅ~しゃ~」
店仕舞いの後、ジャックはクッキーボーイたちにただのクッキーに戻ってもらい日々の職務でボロボロになってしまった身体を文字通り修復していた。
「クッキーボーイたちも随分とボロボロになってきたな」
それほどクッキーボーイたちに負担をかけるような働き方をさせていたのかとジャックは反省をしながら、修復したクッキーに企業秘密の調合を行った心の粉を振りかけてクッキーボーイに戻した。
「やあ、調子はどうだい?」
クッキーボーイたちは元気良く踊りだし、喋ることが出来ないながらも自分たちの調子が良いことを伝えていた。
「調子が良いみたいでよかったよ。明日もよろしく頼むよ」
ジャックはそう言ってクッキーボーイたちと別れた。
6月22日 ジャック・オー・ランタン
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