おかしの駄菓子屋#8
店を閉めた後、ジャックはクッキーボーイたちを招集した。
「終業時間を過ぎているのに残ってもらって申し訳ない。実は、ジャックが見つけた新味の駄菓子をいくつか試食してもらいたくてね」
ジャックがそう言うとクッキーボーイたちは手を握ってその手をジャックに向けた。
「協力感謝する。早速準備するから待っていてくれ」
そう言ってジャックはジャックの駄菓子屋のメインターゲットである少年少女たちからの人気が最もある棒状の駄菓子の新味5種類をそれぞれクッキーボーイたちの食べやすいサイズに切り分けて渡した。
「さあ、遠慮はいらない。思ったまま評価してくれ」
ジャックとしてはどの味が美味しくて、どの味が好みではないかが聞ければ十分だと思っていたがクッキーボーイたちは誰も手を抜かずとても丁寧な評価を提示してくれた。
6月1日 ジャック・オー・ランタン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます