おかしの駄菓子屋#7
「モフッ! モフッ! モフッ!!」
ジャックはただ淡々と麩菓子を食べていた。
「モフッ! モフッ! ゴフッ!!」
少年少女もただ淡々と麩菓子を食べていた。
「まだまだのようだね、少年少女たち」
ジャックはペットボトルとは違うプラスチックの容器に入った当たり付きのコーラを少年少女たちに配りながらそう言った。
「ジャックさんの言う通り麩菓子には飲み物が必要だったよ」
「でしょ?」
数分前、ジャックの駄菓子屋に売っている麩菓子が何故ペットボトルとは違うプラスチックの容器に入った当たり付きのコーラとセットで売っているのか尋ねて来た少年はコーラを飲みながら納得したようにそう言った。
5月25日 ジャック・オー・ランタン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます