クビになったサバゲーマーが女神に意味もなく異世界転生させられた話

南方傭兵

一発目

サバイバルゲーム 略してサバゲーとはBB弾を撃つ実銃を模したエアソフトガンなどを使用し、銃器を用いた戦闘を模して遊ぶ遊びである。

 10才以上から死ぬまでの間の歳なら遊べるゲームで、実際に小学生から厨二病絶賛発病中の中学生、バリバリ青春するか陰キャとして生きるかの高校生、希望の満ちた大学生、社会に絶望20代 etc...

 そんな幅広い歳層が遊べるゲームであり、また平和な日本のなかでまるで戦場にいるような感覚になれる斬新なゲームである。

またゲームの種類も様々で普通に現代戦をしたり、史実上の戦場を模してその国の銃器を用いたりしてゲームしたりするヒストリカルゲームがあったり色々ある。


そんなサバゲー界の中で有名な人がいる。

47都道府県どこにもあるサバゲフィールドに現れてはその人のチームが勝ったり、防衛戦で防衛側20人に対して1人で勝ってみたり、現役自衛隊員数名に1人で勝ってみたり、バトルロワイヤルにでたらドン勝してみたりと、聞けば聞くほど様々な伝説が出てくる人である。


また謎が多くいつも独特なフェイスガードをつけてでるので顔が分からなく、一説にはがたいのいい超絶美少女と思われたり(この説は流石に声で嘘だと分かった)、現役自衛隊員か元フランス外人部隊の人などと言われている。またたびたび2chでその話のスレがたって話題になったりした。

サバゲーマーのなかでは、その人の格好でゲームをし本物の様に振る舞って人気ものになろうとするものがでたり、神の様に崇めてたり、その人に会うために会社辞めて日本一周の旅をしたりする人、その人へのトラウマでサバゲーやめた人だっているらしい...。


そんなまるで人間じゃない神みたいに言われている人は今...


「君、明日から会社こなくていいよ。」

「ファーーーーーーwwwww」


会社をクビになっていた。

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