十二番番目の志士10 長崎屋がいやあお二人に惚れました、長年晩餐会に出ていますが、日本人で踊ったのはお二人だけですよと言うので、龍馬が生き馬の目を抜く長崎商人が外国の娘くらい、
十二番番目の志士10
長崎屋がいやあお二人に惚れました、長年晩餐会に出ていますが、日本人で踊ったのはお二人だけですよと言うので、龍馬が生き馬の目を抜く長崎商人が外国の娘くらい、
なんともないでしようと笑うと、みんなの前で女子の手を握って踊るのはと言うので、芸者とは普通に手を握るだろうと新之助がいうと、これは参りましたなあと言った、
のです、
お二人ならいくらでも用立てますよと言うので、担保も何もないぞと龍馬が言うと、担保はお二人の体で結構ですよというので、龍馬がそれでは5000両を用立てて貰える、
かなというと、ようございます明日でもお届けしましょうと言うので、これは参った僕はそんなに値打ちがあるのと龍馬が聞くと、5000両用立てすれば5万両になって戻、
つて来るのは間違いありませんと言うので、
その内蒸気船を買って交易しょうと思っている、その時には頼むよというと、わかりました、それまでは大事に預かっておきましょうと長崎屋が言ったのです、龍馬良かっ、
たではないか、お前の夢は叶えられそうだなと笑ったのです、それでは改めて乾杯しょうと乾杯したのです、長崎屋がお仲間に入れてもらって嬉しいですよと上機嫌です、
大浦屋と長崎屋がそれではお奉行様に挨拶に行ってきますと席をはずれたのです、峰五郎と梅吉がてえしたお方達だと感心しているので、大したお方は二人だよ、無謀にも、
あの蒸気船を作ろうとしているのだからと新之助が言うと、それは新之助様がやるというからお引き受けしたのですよ、他の人なら決して引きうけませんと言うのでどうし、
てと聞くと、
上手く行かない時はきっといい策を考えてもらえると思ったからですよというので、それは責任重大だというと、そうなんです重大なんですよと二人が真面目な顔をして、
言うので、龍馬がお前は皆が困った時には必ずいい策を思いつくから大丈夫だよと笑ったのです、カピタンがやってきて、二人とも中々ダンスが上手いではないか、日本、
人が踊ったのは初めてだよと笑ったのです、
マリアが戻って来て何を話していたのと聞くので、カピタンが二人とも踊りが上手だと褒めていたのだよと言うので、あら二人と踊ったので焼きもちを焼いているのねお父、
様というと、そんな事はないよ日本との友好はこれで万全だと言うので、それではお父様久しぶりに踊りましょうと手を引いて真ん中で踊り始めたのです、珍しいらしく、
皆が踊るのをやめて見ています、
踊り終わると、ひときわ大きな拍手がしたのです、マリアが一人の夫人を連れて来て、お母様のメアリーですと紹介するので高杉新之助ですと挨拶すると、ダンスがお上手、
ですね、私とも踊ってくださいというので、手を引いて真ん中に行ったのです、踊っていると一回で踊れるようになるなんて、娘が気にいるはずだわと笑うので、恐れい、
りますというと、
今度は我が家にも是非いらしてくださいと言うので、是非お伺いします、気立てのいいお嬢さんでがすねと言うと、貴方にだけですよ娘が優しいのはと笑ったのです、踊り、
が終って戻ってくると、マリアがとても息があっていましたよ、お母様私から新之助を取らないでと言うので、あら、あら、大変といい、それではごゆっくりと席をはずし、
たのです、
皆が気を使って席をはずすと、マリアが手を握り晩餐会が終ったら向かえをよこすから、あの別荘に来てと言うので、ご両親に見つかったら大変と言うと、大丈夫二人は、
今日は長崎屋に呼ばれているのでそこにお泊りだからというので、分かったよと手を握り返すと嬉しい後でと席をはずしたのです、龍馬が戻って来ていい雰囲気ではないか、
と言うので、
龍馬本当に戦争になるかもなと言うと、よ~しその時は新之助の助太刀をしょうといい、俺も戦争のネタを探そうと女達の所へ行き、若い娘に一曲と頼むと簡単に承諾した、
ので楽しそうに踊っていたのです、踊りが終わり新之助の傍に戻って来て、イギリス商人のお嬢さんでルシアだそうだと言うと、ルシアです日本語は少ししか喋れないの、
龍馬が教えてくれるというのよと笑ったのです、宜しくというと、マリアとはお似合いよといい、龍馬の手を握りベランダに出て行ったのです、峰五郎と梅吉が戻って、
来て、お二人ともすご~いと言うので、これでオランダとエゲレスと戦争になるかもなと言うと、それでは早く蒸気船を作って大砲を備えなければ戦に勝てませんねと、
笑ったのです、
晩餐会がお開きとなり馬車で大浦屋に戻る途中のお茶屋の前で龍馬が俺はここで降りるというので、相手は拳銃を持っているぞくれぐれも気をつけろというとニヤ~と笑って、
戦争が起こらないように交渉するのさと店の中に入っていったのです、大浦屋に戻るとそれぞれの部屋に入ったのです、番頭が迎えが来ましたというので馬車に乗り込んだ、
のです、
マリアの別荘に着くとマリアが出迎え二階の部屋に案内したのです、女中がシャンパンとチーズをもって来てテーブルに置いたので、マリアがコツプに注ぎ乾杯したのです、
よく来てくれましたと横に座り手を握り唇を重ねると、マリアを抱きかかえベットに連れて行き洋服と下着を脱がせ、新之助も裸になり激しく燃え上がったのです、行為が、
終ると新之助の胸に顔を埋め、
明日は帰ってしまうのねと言うので直ぐに会えるよというと、うん、と言って起き上がりバスローブをもって来て渡したのでそれを着てタバコを一服吸っていると、マリア、
がシヤワーからあがってきたので新之助もシャワーを浴びたのです、上がって来て再び乾杯して、蒸気船が買えなくて残念だったはね、でも新之助は蒸気船を作るつもり、
でしょうと聞くので、
そう思っているのだが、図面もないしそう簡単には作れないだろうと言うと、立ち上がり戸棚から一冊の本を取り出し、これは蒸気船の設計方法と図面が書いてある本よと、
いうので手にとって見ると、オランダ語だが図面を見ればかなり正確に書いてあるのです、タービン、ラジエターも図解入りで説明してあります、どうしてこんな本をと、
聞くと、
二番目の兄が造船技師をやつているの、日本に行くと言ったらこの本を渡し、日本では貴重だが西洋ではどこにでも売っているものだ、日本で親切にしてくれた人にあげる、
といいと言ったのよ、大好な新之助にあげるわと言うので、ありがとう、これがあれば出来たも同じだよ、西洋はこんな物は秘密でもなんでもないんだ、しつかり学ばなく、
てはとうなずき、
マリアを抱きしめたのです、新之助が喜んでくれて嬉しい、その本と同じに私も大事にしてねと言ったので、かならず祝言をあげよう、なんとかお父さんを説得するよと言っ、
たのです、マリアが急がなくてもいいんだよと笑い、兄が言っていたけど日本の鉄は砂鉄というもので、圧力に弱いから鉄鉱石から作る鉄でないとボイラーは上手く行かない、
だろう、
まずは鉄の精錬方法が必要だ、その本の後ろにはその方法も書いてあると言っていたわと言うので、後ろを見ると確かに図解入りで書いてあったのです、なんでもそれを日本、
語に訳すと反射炉というのだそうだよと言ったのです、そうするとその鉄鉱石もいるけだと言うと、上海には反射炉があるそうだから、鉄鉱石もあると思うわ父に聞いてみた、
らと言ったのです、
全部でなくていいのだが僕が記しをつけた部分を訳すとどのくらいかかると聞くと、そうね5日くらいだと思うはと言うので、それまで長崎にいるから翻訳してくれないかな、
というと、本当嬉しい、いいわ翻訳してあげると抱きついて唇を重ねて、再び燃え上がったのです、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます