羊が四十六億匹、宙を飛ぶ。

眠る:身体の活動を一時的に中断させること。スリープ状態。主に目を閉じ、精神を落ち着かせると起こる現状だが、一部その現象が起こらない人もいる。(→不眠症)

または、永眠すること。


眠るとは死ぬことだから心臓を押さえて白い薬飲み干す

(鳥居『キリンの子 鳥居歌集』)


覚める:一時的に中断させていた身体の活動を再びスタートすること。意識をとさせ、迷いや酔いを晴らすこと。眠るの反対語。


夢:睡眠時のVR。望むこと、望まぬこと、関係なしに体験してしまう視覚像。今ある科学でも解かれぬ人体の「謎」の一つ。摩訶不思議だけれども、現実でその見たものが起こったり、いろいろイミフ。夢を操れる人もいるらしい。マジイミフ。頭おかしいんじゃね。


世の中は 夢かうつつか うつつとも 夢とも知らず ありてなければ

(詠み人知らず『古今和歌集』942番歌)


今日見た夢。

 社会の先生(日本語)がでてきた。なんかよくわからない施設で授業を受けていて、あたりは薄暗い。体育館みたいな冷たさがして、木製のフローリングが見えた。その先生は黒板の前に立っていて、教鞭をとっていた。

 先生は突然、懐から薬を取り出し、私たちに「これは植物でできた薬で、とっても安全だ」と自慢げに言った。そして飲んだ。私はその怪しい薬が怖かった、止めなきゃって思った。少しすると、先生の様子がおかしくなった。怖い。友人も一緒にいて。きっとあの薬のせいなんだわってわかってるんだけど、どうしようもなくて。

 すこし、狂犬病みたいだった。狼男のような様子。

 薬は小瓶に入っていて、薄く緑の蛍光色に光っていた。

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