鬻ぐ：売ること。

　　　春を鬻ぐ。 → 売春。

　　　本を鬻ぐ。 → 本を売る。

霜葉紅於二月花。（杜牧『山行』）

　二月に咲く花よりも、霜を得て紅葉した葉の方が、紅く、あかく、美しい。それでも私は日出る国では、あまり見かけぬ花の方が、うつくしくはかないと感じる。（きっと、舞い散る花びらのせいであろう。）

　私はその風景を二月に捉える。紅く、あかく、風と戯れる姿を。記憶の容量を鬻ぎ、思い出へと変換させるだろう。（その行為に、後悔はないだろう。）

不（レ）食。：食べない。

　　　　不 → 主観的な否定。「食べない」

　　　　没 → 客観的な否定。「食べなかった」

無（シ）（レ）食。：食べ物がない。

非（ズ）（レ）食。：食べ物ではない。

つまり　→　我欲食（お腹すいた）。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい