ヘブン~嫌な知らせ~
「魔女が現れた?」
「もうしわけない、瑠璃さんがさたわれた。」
イリの知らせにクヌギは眉をよせる
「魔法使いなんだよな?なんで瑠璃を助けなかったんだよ?」
「まさかここに侵入出来るとは思わなかったんだ。」
昴ににらまれユーキスが答える
「原因はユーキスだけどね。もし瑠璃に何かあったら俺は敵になる。君のいうとおりさ俺にはこの世界がどうなるかなんて関係ない。」
ハルは冷静だが怒っている
「すまない。私の責任だ必ず探しだしてあの子が戻るというなら方法論は考える。」
「かあさんは悪くないよユーキス、何かいったの?」
「本当のことをいっただけだし。」
「地球に帰る方法をユーキスは知ってるの?空間移動もまともにでき......」
「ユーリに言われてたくないよ。わかった助け出せばいいんだろ。」
ユーキスが剣をとり出ていく。
「まてユーキス、やみくもに探しても無駄だし危険だ。居場所をすぐにききに行くから......」
「私がおう。居場所はたぶん『サエンスシティー』だろう。昴とハルは待っていてほしいそなたちには危険だ。」
カルメンがユーキスの後を追う。
「ハル、そなたではたちうち出来ない。わしらに出きるのはヒディーを探すことぐらいじゃ。」
昴はかくとうしていた
あの黒い龍の言ったことが気になるのだ
ズキンと噛まれた傷が痛む
「クヌギさん俺の父の居場所はわからないのですか?」
「ダーティは行方がわからぬ。最後に見たのは『ヒール』じゃったがあそこは破壊された。」
ハル自信はここに来る扉に自分から飛び込んだ
現実が嫌だった...瑠璃といれないというのがショックだったからというのもある
父親、ダーティはなぜ瑠璃を召喚したのだろう?
「ダーティてやつがよんだんじゃないのか?」
「ネプチューンは多くのものが魂を悪魔にもっていかれマスター、王族つきの魔術師も大半は闇におち今は影では悪魔の崇拝者じゃ、そんな時にダーティの子供の話が出た。彼には空間を創る力とシティーを動かす力、マスターでさえ出来ぬ力があるのじゃ。ネプチューン王国のたのみのつなで祈った結果、ハルと瑠璃が導かれてきたんじゃ。」
「世界を救うためにかよ。」
昴はため息つく
「召喚したのはネプチューン王つきの魔術師か龍てことですか?」
「ネプチューン王ではないティ一族じゃ。瑠璃は必ず救いだされるじゃろう。」
それだけゆうとクヌギは奥に行ってしまった。
「ティ一族だって勝てるて保証は出来ないじゃない......」
「ラズ。」
イリに押さえられラズはだまる
「ベリー私たちも行きましょう。ツィリーさんから情報をきいて瑠璃さんを救いにいかなきゃ。」
愛馬を連れでていった
イリは出ていくか迷ったがそこに残った
二人とマッチャが飛び出すのは止めなくては......
「ティ一族が動くかならず。イリは残れ俺も警護に残る。」
今までだまってなり行きを見ていたオニキスが言った。
「ユーリはソラと一緒に瑠璃ねえ様の力の珠を探しに行くよ。ネオスにはヒグレがいるからだいじょうぶ。行方も探すねティティに会えたら飛ばすよ。」
ユーキスとは偉い違いだ
まだ会ってもいないのにねえ様と呼んでいる
「ユーリ頼むよ。」
ハルとは面識あるようでしっかりと抱き合う
「ソラだと不安定だろ、エルメスに乗って行ったら?」
「いい、エルメスはユーリと意思疎通出来ないから。」
イリの申し出を断りもうでていく
「だいじょうぶかな?」
「ユーリは聖獣と仲がいいからな。まあ危険なとこに墜落はしないでもらいたいが。お前も行くのか?」
隅でうずくまってたキキョウが立ちあがり尻尾をふる二又に戻っている。
「キキョウが行くなら心配ないか。」
イリはパイプに薬草をつめ火をつけた
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