なくなった石

「そなたの力を封じた石をここに隠したんだがはたして無事か。」

カルメンさんが前を行く

所々に真っ黒な穴が空いている

キキョウの耳が仕切りに動いている

「闇の侵食が激しいな。木は無事か」

おおきな木が現れる

「カラー様 、申し訳ございません 。石が盗まれてしまいました 。」

キキョウに似たキツネみたいな獣が人の形になり現れた。

「ルップ 、そなたのせいではない。ラムはどうした?」

「石を盗んだ魔女に石にされて破壊されてしまったんです。」

頭の耳が垂れている。

「やれやれ仕事が増えた 。ルップユーキスに連絡して石を取り戻すように伝えてくれ 。」

魔女てまずいんじゃないの?

その力を悪いことに使いそう

「だいじょうぶいざという時の供えはしてある。キキョウ、瑠璃をイリさんの所に連れていってくれ。瑠璃、私をまたずに『ヘブン』に発つようにイリさんに伝えてくれ 、私も用がすんだら行く。」

私の返事をきく前に消えたし

なんかややこしいことになってきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る