第3話変化

ぼくは

次の日から 学校が少し楽しく感じられた

まぁ いつもと同じ繰り返しをしているのだが 昨日先輩と良い感じになったからだ!

この嬉しい感情を 誰かに伝えたかった

しかし ぼくには そんな人はいない

前なら それで落ち込んでいたが

今は 伝える相手がいなくても 落ち込まない

恋の力のすごさを ぼくは体感している

はやく学校が終わらないかな~なんて思うという点は同じだが その理由はもちろん 先輩とやり取りをしたいからだ

ぼくは 学校が終わったらすぐに

家に帰った

そして 携帯で先輩に連絡をした




ぼく:ただいま~

先輩:お帰り~ 

どうしたの?

ぼく:なんか 連絡したくなったから 連絡した

先輩:そうなんだ~

なんか変だね🎵

ぼく:そうですか?






ぼくは

勇気を振り絞って こう打った

送信ボタンを押すのに 時間がとてもかかった




ぼく:これから 会うことできますか?

先輩:う~ん いいよ🎵

どこで?

ぼく:ありがとうございます

では 獅子宮公園で逢いませんか?

先輩:👌いいよ

あっ あと 敬語にしなくていいよ👌

ぼく:そうなんですか?

ありがとうございます

先輩:だから 敬語になってるじゃん!

ぼく:申し訳ございません

以後 気を付けます

先輩:だから 敬語になってるって(笑)

ぼく:すまねぇ~

こんな感じでどうですか?

先輩:まぁ 良いだろう☺

こんな感じでどうですか?ってのは なかった方が良かったね!?










ぼくは 獅子宮公園へ向かった

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