第10話私はね…

「私…自分で言っちゃなんだけど…中学校のとき、みんなから好かれてたの。仮面つけないでね…けどある日ひとつのきっかけで、仮面つけるようになったの。そのきっかけが、利用。ただ私の思い込みかも知れないけど…。そこから、どう接すればいいのかわかんなくて…。こんな風になったんだ。なっちゃったんだ…。」

そうつげるとあるまは、「大変だったんだな」と頭をなでてくれた。仮面をつけてない私に向けての、あたたかさ。この暖かさは…大切にしていこうと決心した。

「あるまと比べたら、全然なんともない過去だけど…私には、おおきなことだったんだ。」

こんなことを、話すのは、久しぶりだった。

仮面をしないで話すのは、久しぶりだった。そんなことだけで…喜べるなんて幸せだ。

「その話には、続きが、あるんだ。(あるの)」

同時に、言った。私の話にはまだ、続きが、あった。あるまもあるらしい。

☆☆☆

どうも!!見てくれてありがとうございます。

まさか…読み返してみたら、あるまが、ありまになっていて、すぐ直しました。すみませんでした。

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