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  • 後編への応援コメント

    躯螺都幽冥牢さん、はじめまして。
    おっさん自主企画主催のにとろげんと申します。

    作品を読ませていただきましたので、こちらに感想を書かせていただきます(レビューは別途です)。


    まず魅力的だった点から。

    ・語彙
     作品の雰囲気に合わせた言葉を選べていたと思います。特別難しい表現もなく、語彙の面では歴史もの特有の読みにくさを感じませんでした。

    ・擬音語
     戦闘シーンで擬音語が上手に使われており、スピード感や聴覚的なイメージを与えられていたと感じました。


    続いて引っかかった点。

    ・描写が急ぎすぎている&足りない
     戦闘など展開が早い場面なら良いのですが、説明や描写がカツカツと詰まりすぎていて、読みにくくなってしまっていました。また、視点変更が段落で行われている部分では誰の視点か分からず、読者を置き去りにしています。性行為のシーンは肉体の描写ばかりで二人の過去や関係の印象が薄れ、後の悲劇的なシーンの足を引っ張っています。総じて余韻というものがなく、押しつけられているような文だという印象でした。

    ・おっさん度30点
     正直おっさんである必要はないなと思いました。一応女性をリードできている面はありましたが、そもそも言動でどういったキャラなのかが伝わって来ず、おっさん以前に印象に残らないといった感じです。本編中に活躍するシーンが大してないのも原因でしょう。

    ・時系列が飛びすぎる
     前触れなく過去の話に入るかと思いきや中途半端なところで戻ったりと、時系列がポンポン動きすぎていて読みにくいです。回想ならばしっかりと回想をする。主人公とそのキャラの過去を描くなら描く。と、構成をもう一度見直した方が良いかと思います。これは前述の描写が急ぎすぎている部分も影響していると思うので、合わせてチェックしてみてはいかがでしょう。

    ・段落変えを上手く使えていない
     段落を開けることには、場面の移動だけでなく読者の読むスピードを調整する意味もあります。今は息継ぎをせず泳いでいるような状態です。それでは読者も息苦しくて離れてしまいます。もちろんこだわり等はあることと思いますので、強制はしません。一度誰かに読んでもらうと詰まりそうになる部分が分かりやすくなるかもしれません。


    以上、自分のことは棚に上げつつ感想を書いてみました。


    シリーズ化やイラストなど、ご自分の中で世界観のイメージはかなりある印象を受けます。それをもっと読者に伝わるように描ければ、きっとこの作品はグングン成長するでしょう。


    このままレビューを書き次第、参加していただいた二作品目も読ませていただこうと思います。

    本作品については、とりあえずここまでです。失礼します。

    作者からの返信

    にとろげんさん、初めまして!
    感想と改善点を具体的に挙げて下さった事を、深く感謝します。
    今後の創作に是非活かしたいと思います(`・ω・´)ゞ
    ありがとうございました。