飛び出してきた始まり

みっちゃんのパソコンからCD入れる場所が飛び出してきた。

「うわあ」ウィィーン。

驚くみっちゃんに驚く。そして眼が覚めた。


考えている場合じゃないぞ。

今日も書く。

続かないと思っていただろう。

でもきっかけさえあれば、私は走れる。

そう信じている。


残り4分の1のポップコーンを明日に残し。

少しずつ楽しんでいる。


珍しく水を買った。案外飲めた。

タナカさんから先日買った青いセーター。

腕時計はオネムちゃんからのクリスマスプレゼント。

作家になるにはアウトサイダーじゃいられないよね。

ただ作っているだけじゃなくて。

発表していく。


自分と向き合ってよく考えている。

「あまり考えすぎない方がいい」なんて。

そうだけど、この世界の深みはただじゃ掴めないし。

アウトプットしすぎてスカスカな心の中。

クリアだといえばいいのかもしれない。

伝えたいことなんてないしできることもない。


眠っていた。


「うわぁ」ウィィーン。


眼が覚めた。

車椅子の友達は裏世界から出たり入ったりを繰り返している。

私もいずれそうなる。


「笑顔が魅力的ね」

ありがとうカチさん。笑って暮らすよ。

羊毛フェルト買いに出かけよう。

ミントのジュース飲もう。

みんなの肖像画描く。


コートを着る。

喉が渇いていた。

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