セクマイ日記。

いい奴らだった。

以前「わかんない」の中で私と同じ部活の部員のお話をいれたと思います。

最近、その子達と部活帰りにご飯に行ったんです。

私が「（友達と遊ぶときはたいてい）外に遊びに行くのが面倒だから家に呼んじゃう」って言ったら、「あーそれなーすげぇわかるわ」って話になってたんですけど、その次に「でも、お前は女なんだから男は軽々しく呼ぶんじゃねぇぞ」って言ってくれました。

彼らは私の過去の恋愛で何があったかも大体知っているので「男は家に呼ばれたらヤっていいと思うから」とアドバイスまでくれて。

ああ、いい奴らだなって思いました。

自分の性を女と自認していても、性行為を意識しない私が自分を守れていない分あいつらが気を使ってくれたことがただただ嬉しかったです。

男の子はもとより、他人を性的な目で見れなくて、心の底からただの友達だと思っている私には「なんで家に呼ばれただけでヤっていいと思うのか、、？」って感じなんですけど、勉強になりました。

私たちノンセクやセクマイは誰かのちょっとした言葉に傷ついて、涙をのんで、自分を隠して。未成年で学校という社会の中で生きている私には周りからの評価が命です。”彼らの当たり前”の目にいつも怯えています。

いつもは出てこないような同性愛者の話になると「ああ、私は彼らからこう思われる対象なんだ…。」って勝手に落ち込みます。

でもそれと同じく、ちょっとした、なんでもないような、些細なことに救われながら生きています。自分のことをいつか正直に話せる日が来るんじゃないかなって淡い期待をもっています。

なんかほんとうに嬉しかったし、やっぱあいつらのことは大好きだなって思いました。

（また変なこと言ってたらイラッとするんでしょうけどね笑）