モテない男のデートの仕方
竜田 ベンゼン
第1話マドンナとの出会い
ぼくは
へどろのような高校二年男子だ。
自分でも自分のへどろ具合を
理解しているので、
人間を好きになってはいけないと
わかっている。
そんな、ぼくが高校二年になって、
クラスでマドンナ的な子を
好きになってしまった。
いつもなら、自分はへどろだと
自分に言い聞かせて諦めるのだが、
今回はそれができなかった。
そのくらい、彼女に魅力があった。
名前は 花田(はなだ)満月(みつき)だ。
その子は、運動部のマネージャーを
やっていて、
その子自身も運動が得意である。
彼女の髪はロングで、顔も色白で
まるで平安の美女のようである。
まぁ、ぼくは土偶のようである。
時代の古さ的には、ぼくの方が勝っているが…。
というか…… 土偶って
女性をモデルにして作られていたとか 誰かが言っていたような……。
つまり ぼくは女子力が高いということか?!
まぁ、そんなことはどうでもいい。
ぼくは、友達もいなければ、もちろん彼女もいない。
友達がいないといっても、一週間に一回は誰かとちゃんと話しはしている。
まぁ、だから可愛そうなやつとかではない。
まぁ 正直に言えば 友達について
色々語っている奴は
だいたい友達が少ない奴だ。
まぁ、とにかく ぼくは失うものはないのだ。
そんな、ある日、ぼくは花田さんに、LINEで夏休みに一緒に出掛けないか?と連絡をしたら…
いいよ!と連絡が来た。
そして、夏休みのある日、
彼女とお出掛けをした。
お出掛けをした場所は…
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