主要キャラ紹介
【山本健司=やまもと・けんじ】(超人ヤマケン→金魚博士)
子どもの時、お祭りでとった金魚を大切に育てたことがきっかけで金魚の博士になった。「金恋」時点では27歳。国立生物学研究所に勤務。
街行く女性が振り返り、目が合うと人によっては固まってしまうほどの超二枚目で、それ故にトラブルに巻き込まれることもたびたび。
金魚、特にでめきんのことになると人が変わったようになる「でめきんフェチ」。
5歳の時に父親を亡くして以来、19歳まで母親を支えてきたため家事万能。アイロンかけはプロ並み。
基本はクールな性格(かつての異名はめんどくさ星人、冷血人間)。恋愛感情を知らないナンパ師だったが、初めての恋に目覚め、貴美子を愛するようになってからは、感情表現が人並みになり笑顔を見せるようにもなった。
趣味はバイクと料理。ハーレーを旧車風味にカスタムしている。8月生まれ、AB型。成長後の身長187センチ。
【竹中孝志=たけなか・たかし】
健司とそっくりの顔をした叔父(健司の母の弟)。同じ顔なのに作品中で健司ばかり二枚目設定が強調されているのがとても不満。健司は叔父を中身が子どものままの変人だと思っている。通称「たか兄」。自称「世界一いい男」(天才、神様とも)。
元大手広告代理店勤務。後にフリーのカスタムぺインターに転職し、板金塗装会社Dragon-Jack Companyを興す。
30歳を過ぎてからは実年齢より常に10~20歳は若く見えるため、息子たちに化け物と呼ばれている。本人は27歳で年齢を止めており、年齢の話は厳禁。龍(ドラゴン)とゲームが大好き(RPGと格闘系)。恐ろしいほどの甘党。妻の恵子をこよなく愛している。料理はほぼ全ジャンル得意(特に菓子作りはプロ並み)。11月生まれ、AB型。身長183センチ。
【竹中(←桜田)恵子=たけなか・けいこ】
孝志の妻。元グラビアアイドル“桜田みはる”。少女時代の辛い体験から“笑顔なきアイドル”と呼ばれていたが、孝志との出会いにより運命が大きく変わった。現在は市内の図書館に勤務。
子どものような夫を全面的に信頼し支える女性。一家の中で頼りにされている。孝志と同じで恐ろしく若く見えるので、やはり子どもたちに化け物と言われている。得意料理は主に洋食。6月生まれ、O型。身長160センチくらい。
【竹中健太=たけなか・けんた】
孝志と恵子の長男。年齢=健司-9歳。一家の中では貴重な突っ込み役で、父親の小さなボケにも律儀に応じる。幼いころから従兄の健司を大師匠と慕っているが、恋愛についてだけは健太が健司の師匠。
優しい性格で友達多数。癒し系ゆえに老若男女全般にモテる。理不尽なケンカを売られても、かわすだけでその場を収めてしまう“負け知らず”の男。
マイブレンドを持つほどのコーヒー党。好みの女性は年上(3歳差以上)&巨乳(本人は否定)。得意料理は和食全般。5月5日生まれ、A型。成長後の身長185センチ。
中学卒業時に“S中の生けるレジェンド”なるあだ名がつき、その後も友達や後輩たちから時々レジェンドと呼ばれている(ネタバレになるので、ここでは由来は秘密)。
【竹中美春=たけなか・みはる】
孝志と恵子の長女。名前は母親のかつての芸名。年齢=健司-12歳。家族の中では一番現実的な発想をする。母親が大好きで、愛妻家の父親といつも取り合いをしている。中学2年の頃、従兄の健司に恋心を抱いたこともあったが、極悪ナンパ師との正体を知って3日間寝込んだ後は、すっかり熱が冷めた。手間なし(手抜きじゃないよ!)料理が得意。10月10日生まれ、B型。成長後の身長160センチくらい。
【町田(→山本)貴美子=まちだ・きみこ】
健司が初めて好きになった女性。でめきんそっくりの容姿に劣等感を持つあまり、引っこみ思案な性格になってしまった。健司の必死のアプローチをたちの悪い冗談だと思い込み、苦悩する。観賞魚飼育機器の大手メーカー、ぺトラ社で研究員をしている。9月生まれ、O型。身長142センチ。
長編「金魚博士の恋」を経て、健司と交際を始め、結婚。
【山本葉子=やまもと・ようこ】
健司の母で孝志の姉。夫・健史を亡くしてから一人で健司を育ててきたが、健司が19歳の時にパートナーと渡英。一人息子である健司のことをいつも心配している。“神様”孝志を「あのバカ」呼ばわりできるという意味では、最強の女性。仕事は翻訳業。かつて日本の大学で英文学を教えていたこともある。
【でめ太】
健司が9歳の時に夏祭りですくったでめきん(オス)。大事に育てた結果、健司の友達となり、健司が19歳の冬に引っ越しをするまで10年と半年、生きた。名前は彼をすくったのが、生後3か月の健太を見に行った時だったため、健太の名前から一字もらった。
【でめこ】
健司が21歳の時に夏祭りですくったでめきん(メス)。彼女との出会いが、生きる目的をなくし、ひきこもっていた健司を立ち直らせた(「二代目はでめこちゃん」)。それから6年後の「金魚博士の恋」では、ソフトボール大に成長しており、ぷっくりと太った姿が愛らしい。健司にとっての美の象徴。健司と水槽越しに意思疎通(会話)できるという噂あり。
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