第6話 お嬢様 逃げる

オーガスタ殿下のお披露目当日ーーー


アメリアは当日まで、雨乞いやらテルテル坊主を逆さまに吊し上げたりしていたが、そんな願いが届くはずもなく、憎たらしい位に素晴らしい晴天になった。


(ついに・・・ついにこの日が来てしまった)


今日のお披露目は、セイント王国にある王家所有の別荘であり、広い庭で行うみたいだ。

流石、殿下のお披露目ということもあり、辺りには人が多く、ほとんどが女性で広い庭にも関わらず中心に集まっている。

集まっている理由は、我先にとオーガスタ殿下に自慢の娘を紹介したいのであろう。

さっきから小競合いが始まっている。


「あら、プラン夫人。そのドレス、前の流行でしたよね?」

「まぁ、リリーフ夫人。そのデザイン、ちょっと合わなくてよ。」

「ミム夫人。先の戦いで一般兵士に、コペンハーゲン様が大怪我をしたと聞いたのですが大丈夫でしょうか?」


もちろんアメリア達は、その中心に・・・ではなく端っこで料理をつまんでました。


(すみません、あの空気に入れません!!)


おほほ、うふふと笑顔でいるつもりもないし、なりより子供二人で中心にいるのは無理。

場所争いで直ぐに追い出されるのが落ちだと判断し、戦線離脱を致しました。

うん、我ながらいい判断だ。


「お兄様。流石、王家主催のお披露目ですわね。お料理がとても素晴らしいですわ。」

「そうだね、アメリア。美味しすぎて食べ過ぎないようにね。」

「あらやだ。そんなこと致しませんよ。」


隣にいるイーゼスと料理を舌づつみしつつ、周りからは仲のいい兄妹で話をしている風に見えると思うが実際の会話を訳すと・・・


(兄よ。今日はご飯食べて終わりますからね。)

(諦めろ、アメリア。俺と一緒に巻き込んでやる。)

(絶対にいや。)


喧嘩をしていました。


******

イーゼスside


ガタガタッーーー


「アメリア、もう諦めてたらどうだ。」

「いやです。」


時はさかのぼり、ヴィクトリア領から出る所から始まる。

今は会場まで馬車で向かっている最中だ。

馬車の中には、俺とアメリアそしてセラが座っている。馬車の御者はロンだ。

会場の場所はヴィクトリア領から、2・3時間ぐらいで行ける距離で途中で一回休憩を入れようかなと思っている。

そういえば、殿下のお披露目といっていたが、これが王妃主催らしく簡単に言ってしまえば、優雅にお茶をしつつ仲良くしましょうっていう会だと思う。

まぁ、優雅にお茶をしつつと言っても王妃による息子の婚約者とか従者とかの人材探しだろう。


「用があるのはお兄様の方で、私は行っても意味がないと思います。」

「さっきから言っているだろう。父よりもアメリアを連れていった方がいいって」


相変わらずアメリアの機嫌が悪い。

まぁ、アメリアの言うこともわかる。

俺もアメリアの立場だったら絶対に拒むからだ。

でも、招待状が来たからには行かないわけにも行かないだろう。

特に、うちのような弱い領にとって王家の招待を断ることなどできないしね。


「私はオーガスタ殿下に会いたくないのです。挨拶などはお兄様がしてくださいね。」

「いや、それは臣下として駄目だろ普通。」

「臣下は父様です。跡継としてお兄様は臣下として挨拶は必要かと思いますが、私は必要ありません。」


アメリア位の女の子って殿下と繋がりを持ちたいと思うはずなのに、ここまで妹が拒む理由ってなんだろうか・・・。


******


ーーで、時はアメリアと会場の隅にいる時間まで戻る。


本当に女っていうのは怖い生き物だと思った。

最初、アメリアと会場に入った時、注目されていたのを感じた。

注目されるのは会ったことのない貴族が来たのだからだろうと、ここに来る前から予想はしているし、何よりも子供だけで来たのだから余計なのかなと俺は思った。

隣にいるアメリアにもその事を話したら「それは違うと思います。」と否定されたが・・・。

俺はその時はアメリアの言った意味が分からなかったが、今になってその意味が分かった。十分過ぎるぐらい良く分かりました。


「お名前を教えていただけませんかぁ?」

「それよりもぜひぃ、私の領に来て下さい。一度、お話をしたいですぅ。」


アメリアが一度デザートを取りにいった隙を狙って、こぞっと令嬢達がこっちにやって来た。

キンキラ豪華なドレスの人や膨らみを帯びたスカートの人、とにかく色々な令嬢が俺に話かける。

声は高いわ、馬鹿っぽそうに話しかけてくるは、そして何よりも令嬢達がつけている香水の匂いがきつい。


「あのぅ~。」

「あぁ、すみません。こんな可愛らしお嬢さん達にとまどってしまって・・・」

「そっ・・・そんな・・可愛いなんて」

「口がお上手ですね。おほほ」


(お世辞だっつーの)


社交辞令で褒めただけなのに、令嬢達は直ぐに顔を赤くさせた。


「もう、そろそろ殿下が来るみたいですね」

「えっ!!そうですの?早く前に行かないと・・」

「申し訳ありません。わたくし、お母様の所へ行きますので・・・」

「また、逢いましょう。」


(やっと去ってくれた・・。ったく、女って面倒くさい)


イーゼスは去っていく令嬢達を冷めた目で見つめた。

イーゼスにとって女性と言うのは、アメリアやセラ見たいな、自立している女性だと思っている。

相手に媚びることもなく、自分から動き意見もハッキリと言う、女性という視点から様々な考え方を出してくる、ヴィクトリア領がここまで豊かになったのはそのお陰だ。

なので、さっきみたいな令嬢達などは、あまり好ましくなく、特に相手を身分とかで判断する人達は嫌いだ。


(さて、殿下の顔でも見てみるか)


目的は、オーガスタ殿下を見極める為。

イーゼスは、右手に持った飲み物の飲み干し、オーガスタが出てくるのを待った。


******


(いや~。良いタイミングで逃げて良かったわ~。)


アメリアは隙をみてイーゼスから逃げ出し、デザートが置いてあるテーブルで一人で食べていた。

他の人達はというと、中心で集まっている出待ちの人達だったり、端の方で飲み物を片手にもち、チラチラと殿下が出てくるのを待っている人だけである。

簡単に言ってしまえば、アメリアみたいには食べ物を食べている人はいないと言うことだ。


(やっぱ、王家主催の会って違うわー。高級品ばかりで、しかもうまい!)


アメリアはそう思いつつ、片っ端からデザートばかり食べ続けている。

貴族である以上、テーブルに置いてある料理の品々を片っ端から食べているアメリアに対して、下品だと思われたりするのだが、生憎他の人達はオーガスタ殿下を一目みたいと躍起になっていて、誰もアメリアの事なんかみるきもしない。


(領に帰ったら、ケーキとかにも手を出そうかしら・・・・)

「キャー!!殿下よ!!」

「早く、ご挨拶しなきゃ!!」


ドンッ! 


(うげっっ!!)


デザートをお皿に乗せている最中、突如後ろからいきなり令嬢達が突進してきて、アメリアはぶつかってしまった。

いや、ぶつかったのではない。

肉食系令嬢の突進に巻き込まて、ぶつかれました。

しかもその際に、テーブルにぶつかってしまい、お皿の端に置いておいたフォークをテーブルの下に落としてしまった。


(くぅそぉー、肉食系令嬢め!何が自分お淑やかです風にいても、所詮は似たり寄ったりなのよ!大体、ぶつかっておいて謝りもなしか!)


落ちたのはフォークで食べ物を落とされないだけでも良しとしよう。

落ちたフォークは本来であれば給仕係を呼ぶものであるが、アメリアは呼びつけることが面倒だと判断し、自らとりに行こうとテーブルの下に潜った。

白いレースの入ったクロスをどけるとテーブルの足の近くに銀のフォークを見つけ、膝を地面につけて、進みだした。

ドレスが多少、土で汚れると思うがアメリアはそんなことは気にしない。


「あったー。」


フォークを手に取ると、見た目ではあまり汚れてはなく、綺麗な状態であった。

まぁ、でも口に入れるものだから綺麗に拭こうと思い、フォークを左手にもち右手でテーブルクロスを上げたら・・・・


「何故、ここに令嬢がいるのですか?」


(それは、此方のセリフです!!!)


目の前にクローム・サジタリアがいた。


******


クロームside


「オーガスタ様。顔が真っ青ですが、大丈夫でしょうか?」

「だ・・・大丈夫だよ。」


本当に大丈夫だろうか・・・。

今日は王妃様主催のお茶会であり、オーガスタ様の婚約者の品定めをする会だ。

王妃様は聡明で人を見る目はすごいのだか、多少強引な所があるので困ったものだ。

今回の事だって、鍛練中にやって来て何かと思えば、オーガスタ様を捕まえ何も説明のないままここまで来てしまった。

俺は、オーガスタ様が連れていかれる時に王妃様を止めようと話をしたのだが王妃様は『では、クロームも一緒に来なさい。』

と言って、俺も一緒に来てしまった。


「クローム、ここはいいから会場にいったらどう?」

「いえ・・・。私はお側にいようかと・・・」

「僕は平気だよ。少し大変だと思うけど、お母様がいるからなんとかなると思うし」

「オーガスタ様・・・。」 

「それにクロームこそ、最近無茶な訓練をしているって聞いているよ。少し楽しんできたらどうかな?」


オーガスタ殿下に言われて、俺は会場の端の方でぼんやりと眺めていた。

何度か名前もわからない令嬢達に声をかけられたが、俺は頭の中ではそれどころでもなかった。

早く強くなりたい、そればかり思っている。


(気遣いされたのであろうか・・・。)


オーガスタ様にも耳に入っているだろう。

最近、無茶な訓練をして何度か倒れる俺のことを。

オーガスタ様の臣下として気をつかわれるとは、情けない。

今日は、言う通りにしておこうか・・・。


ガタッーーー


(な・・・なんだ?)


音がした方に行って見ると、デザートが置いてあるテーブルが微かに揺れているのが見えた。


(誰かいるのか?)


もしや、不審者か?と思い、屈んでテーブルクロスを持ち上げようとしたら、クロスが勝手に上がった。

そして、その向こうには不審者ではなく令嬢だった。


「何故、ここに令嬢がいるのですか?」


******


(どうしよう・・・・。)


アメリアはこの状況をどう切り抜けようか、頭をフル回転している最中だ。


①逃げる→絶対追いかけてくる。

②何事もなかったように話しかける→知り合いになりたくない

③叫ぶ?→目立つ


(①は・・・体力しだいだな。③はないだろ③は。せめて②の選択でいくしかない。)


「大丈夫ですか?」

「はっ・・・はぃぃ」

「お手をどうぞ・・・。」


スッ・・・ 

クロームから左手を差しのべられた。


「だ・・・大丈夫ですから。一人で立てますので」

「駄目です!・・・。あなたの美しいドレスを汚す訳にはいけません。」

(ちょっっ・・・顔アップで言わないでくださ~い!!)


真面目な顔で言われるとなんでこう、ドキドキしてしまうのか。

心臓が持たない。

アメリアは、相手のセリフで顔が赤くなりそうになった。

しかも、やんわりと断ろうとしたはずなのにクロームは手をおろすこともせず、むしろズイッと手をだしている。


(マナーだから手を取るべき??でも、顔が赤いのがばれる!)

「失礼。」


フワッーーーー


差しのべられた手がアメリアの右手を掴みそっと引き上げられた。


(わっっ・・・)


引き上げられた事によって体が、前のめりになってアメリアはぶつかりそうになったが、クロームの右手がアメリアの左肩に置いた為、ぶつかることはなかった。


「あ・・・ありがとうございます。」

(あ・・・)


握られた右手からクロームの手が感じられる。

彼の手はマメが出来ていて、とてもゴツゴツしていた。

アメリアはそっと左肩に添えられたクロームの右手を見ると彼の右手は所々、傷口が見える。


(前とは違う・・・。)


前に会った時はとても綺麗な手をしていた。

綺麗だと言っても、多少の傷はあったが今ほどの傷はついていなかった。

彼はあの時から鍛練をしたのだろう。

彼の手から滲み出るような努力を感じる。


「綺麗な手ですね・・・。」

「え?」


アメリアは思わずそう呟いた。


「人々を守る手をしていますね。」


彼はきっと素晴らしい騎士になるだろう。

アメリアはそう思った。


「以前どこかで会ったことありませんか?」

「はい?」


クロームは目の前の少女の言葉に少し違和感を感じた。

違和感?違う、どこかで聞いたことがある言葉だ。

言葉だけではない、声もだ。

少し高めの声、最近聞いたことがある。

どこだろうか・・・。


『国民を守る為に戦っているのでしょう』


ふと、クロームの頭に過った。

そうだ、あの時の少年だ。

俺を考え方、いや違う生き方を変えた少年。

その子が言った言葉だ。

でも、今の格好を見れば少年ではない。

少女だったのか・・・?


「もしや、軍師様ですか?」


クロームは目の前にいる少女に尋ねた。

違うと言われたら、その軍師の手がかりでも見つけたい。

でも、もしそうだと言われたら・・・。 


(貴女の側に・・・)


ゴスッッーーーー


「ぐふぅぅ・・」


突然、右側から来た衝撃に思わずよろめいてしまった。


(また、やってしまった・・・)


アメリアはクロームに左からボディーブローを食らわせてしまった。

思いの外、パンチ力が強かった見たいで、相手はよろめいて、右手で腹部を抑え後ろに下がった。

その際に、右手も離れた。


「ど・・・どうして・・・。」

(それは、こっちが聞きたいぐらいです・・・。) 


急に引き上げられ胸がときめいたはずなのに、何故か今度は軍師なのかと尋ねられた。

尋ねられた理由がわからない。


(仕方がないけど・・・・ここは逃げるが勝ちね)


本当は会場の端っこで大人しくするはずだったのに、アメリアはこのお茶会に出たことを後悔した。


「申し訳ありません、騎士様。わたくし、用を思い出したのでここで失礼いたします。」


アメリアは何もなかったように、にこりと笑顔を作り、ドレスの端を軽くつまんで軽く頭を下げると、そのままダッシュしてこの場から離れた。


(全く・・・無理をしてでもバックレをすればよかった。)


いまさら後悔をしてもしょうがない。

今、すべき事は一刻も早くここから離れる事。


(とりあえずは馬車まで逃げれば・・・)


「待って下さい!!」


(な・・・なんで追いかけてくるのよーーー!!)


******


(頑張れ私!!踏ん張れ私!!逃げきらないと後が面倒なのよー!)


アメリアは現在、林の中を走っている。

履いていたヒールは両手にもって、裸足の状態でだ。

ここは、王家が所有する森林だ。

手入れが良くされている為、尖った石や枯れた木などは見当たらない。

ストッキングは破れているが足に怪我はしていないと思う。


「止まって下さい!」

(止まれと言って止まる人はいません!)


騎士だからと言うべきか、流石訓練で鍛えてきた脚力。

ずっと走っているはずなのに、スピードが落ちていない。

それに走っている最中も『止まって下さい』とか『待って下さい』とか叫んでいて、息も乱れていない。

まだまだ体力があるのだろう。


(もう!諦めて~~~!!)


アメリアは心の底からそう願った。


「どうか、止まって頂けませんか!貴女に聞きたいことがあるのです!」


何度そう叫んでもクロームの前を走っている少女が止まることはなかった。

クロームが全力疾走をすれば直ぐに追い付くはずなのに、走り出す前に食らったパンチが思ったよりダメージを受けていて、早く走る事が出来ない。

でも、クロームは止まることなく追いかけた。


(なんだ、この令嬢は・・・。さっきからずっと走っているがスピードが落ちない・・・)


スピードが落ちないどころか、倒木や段差がある所をひょいっと跳んだり、左右に曲がったりしてクロームを撒こうとしている。

一度でも見失うことになれば、再度見つけることなど出来ないと感じた。


(必ず捕まえて見せます)


******

(ちょっと・・・さっきより速くなってませんか??)


アメリアは、走りながらそう思った。

クロームを撒くために、ジグザグに走ったり、わざと遅く走って油断した所を一気に速く走ったりしているのに、ずっと追ってきている。


(このままだと、体力が持たないかも・・)


体力には自信があった。

毎日、山などを駆けずり回ったり、兵士達と追いかけっこをしていたので脚力は誰にも負けないはずだったのに・・・。


(クローム・サジタリア、侮っていたわ・・・でも・・・)


ザッーーーー


アメリアは足を止めた。

それと同時にクロームも足を止める。


「やっと、止まって下さいましたね。」


アメリアはクルリとクロームと向き合った。

二人の距離は約 10メートル位の離れている。


「貴女は軍師様でいらっしゃいますか?」


クロームは改めて問いかけた。

しかし、相手からの返事がない。

じっとクロームを見ている。


「どうか、答えて貰えますか?」


再度、問いかけてみた。

でも返事が返ってこない。

しかし、代わりにニコリと微笑んだ。


「騎士様?」

「令嬢殿・・・。」

「その質問に対しての答えは・・・」

「答えは・・・?」


「これですわ!!」


アメリアは右手をドレスの隠しポケットに入れて、勢いよくクロームに投げつけた。

クロームは咄嗟に腕で庇おうと前に出した為、そのまま腕に当たった。


ボフッッーーーー


(なっっっ!!なんだこれは!!)


投げられた物が当たった瞬間、目の前が真っ白になった。

周りの景色も目の前にいたはずの令嬢も見えない。


(くそっ・・また、やられた。)

「騎士様?わたくし、騎士様達と関わるつもりはありませんの。なので、失礼いたしますわ。」

「まっ・・・待って下さい!」


クロームは、令嬢がいた場所まで走り出した。

視界がまだ真っ白な状態で、目の前まで行かないと何があるかわからなかった。


(無闇に動く訳にもいかない・・・)


今いるのは、林の中。

視界がない状態で走ったりしたら木などにぶつかる可能性がある。


(ここまでか・・・)


しばらくすると段々と視界がはれてきた。

白かった視界が木の一本一本まで見えるようになる。

けど、その場所には誰もいなかった。


(まるで幻だったみたいだ)

「ん?」


光の反射なのか草むらの中からキラッと光るものが目に入った。


(これは??)


手にとって見るとそれは、あの令嬢が持っていた物だとわかった。

クロームはそれをギュッと握りしめる。


(いつか、捕まえてやる)


クロームは再び決意した。

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